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自己肯定感を高める方法10選|思考や行動のポイントを具体的に紹介

自己肯定感を高める効果は、思考がポジティブになるだけではありません。物事を他人に頼りすぎず、自分の判断で決められるので新しい挑戦もしやすくなります。

自己肯定感の低さは過去の経験が原因の可能性がありますが、行動や習慣を変えることで今からでも高めることが可能です。

そこで今回は、自己肯定感を高めるメリットや具体的な方法を紹介します。ネガティブ思考で悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてくださいね!

目次

自己肯定感とは

自己肯定感とは、自分自身を肯定的に受け入れて認める感覚です。他人と比較せず、ありのままの自分を尊重する心の状態を指します。

自己肯定感は仕事や人間関係、自己実現の基盤となります。たとえば自己肯定感が高い人は、新しい職場での人間関係構築がスムーズで、新しい仕事に積極的に挑戦する姿が特徴的です。このように、自己肯定感は成功や幸福に欠かせない要素であり、日々の選択や人間関係に大きな影響を与えます。

自己肯定感を高めるメリット5つ

自己肯定感が高まるとありのままの自分を受け入れることができるようになり、思考や行動がポジティブな方向へと変化します。ここでは、自己肯定感を高めることによって得られるメリットを紹介します。

自分の短所をポジティブに捉えられる

自己肯定感を高めると、自分の長所だけでなく短所や弱点も前向きに受け止められるようになります。ネガティブな側面に対しても悲観せず、建設的な視点を持つことが可能です。

たとえば、自分の不得意な分野で失敗した際に「今回の失敗は次回成功するための学びだった」と捉え「自分は○○が苦手なので得意な人にサポートしてもらおう」などと考えられます。

このように、ネガティブな結果も成長のチャンスとして受け入れることで、新しいことに積極的に取り組む勇気が生まれるでしょう。

未知の分野にも前向きに挑戦できる

自己肯定感が高い人は、新しい分野や未知の挑戦に前向きに取り組むことが可能です。

「経験がないからうまくいかないかもしれない」「迷惑をかけるかもしれない」といった不安があっても、学びや成長の機会として捉えます

自己肯定感を高めることで新たな分野にも積極的に取り組みやすくなるため、成長の機会が増えていくでしょう。

他人の言葉を素直に受け入れられる

自分自身を認められるようになると、他人からのアドバイスやフィードバックを素直に受け入れることが容易になります。

さらに、価値観の違う人の意見も受け入れられるようになります。たとえば、自分と異なる見解を持つ人に対して否定的な反応を示すのではなく「そういう視点もあるんだ!」と素直に受け入れることが可能です。

このような柔軟な姿勢を持つことで、人間関係やコミュニケーションに悩むことも少なくなるでしょう。

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自分に正直に生きられる

自己肯定感が高まると、他人の意見に振り回されず自分の軸で物事を決められるようになります。

たとえば親に選ばれた道ではなく、「自分が本当にやりたいこと」を選択することが、自分に正直に生きることへとつながります。

自分の価値観や欲求に基づいて行動することで、人生の満足度が高まり充実した日々を送ることができるでしょう。

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自己肯定感を高める思考5つ

普段の考え方を少し変えてみるだけでも、自己肯定感を高めることが可能です。ここでは、自己肯定感を高める思考を5つ紹介します。

1. ネガティブな自分を受け入れる

自己肯定感を高めたい場合は「ネガティブ思考をなんとかしないと」などと気を張るのではなく、ネガティブな面も含めてまずは自分自身を受け入れることが大切です。

他人と比べたり自分自身を評価したりするのではなく、「ありのままでいい」「そこにいるだけで価値がある」と認めてあげましょう

2. ポジティブな言葉に変換する

ポジティブな言葉選びは、思考や感情に大きく影響します。ネガティブな言葉が心に浮かんだときは、それをポジティブな表現に変えてみましょう。

たとえば、「時間内に終わらなかった」と感じたときは「終わらなかったけれど、丁寧に作業を進められた」と捉えることが可能です。また、「あの人はできていたけど自分にはできなかった」と考える代わりに「昨日の自分よりもうまくできた」と比較対象を変えることもできます。

「いいところに目を向ける」「比較対象を他人ではなく過去の自分にする」の2点を意識して、ポジティブに考える習慣を身につけましょう。

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3. 起きている出来事を客観視する

何か失敗をしてしまったときは、物事を第三者目線で見ることで感情的な反応を抑えることが可能です。

「自分がミスをしたのが悪い」と思う場面でも、客観視することで「環境が悪かった」などと別の側面から見ることができるかもしれません。

客観視することで落ち着いた判断が可能になり、過度に自分を責めなくて済むでしょう。

4. 他人に好かれようとしない

自己肯定感が低い人ほど「嫌われたくない」「認められたい」という思考を強く持つ傾向があります。他人に好かれようとする思考は、無理をしたり自分を偽ったりする原因になります。

自己肯定感を高めるには、他人に好かれることより自分自身を受け入れて自分らしくいることが大切です。周りの意見を優先するのではなく「自分が興味のあること」や「やりたいこと」を優先してみましょう。

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5. 自分に変えられない悩みは手放す

あらゆる悩みには「自分の努力で変えられるもの」と「どんなに努力をしても変えられないもの」があります。

たとえば他人の性格のことで悩んでいる場合、自分の努力で変えることは難しいケースが多いです。

自分の力で変えられない問題に囚われてストレスとなっていたり、自己否定につながっていたりする場合は「距離を置く」「諦める」といった方法で悩みを手放していきましょう

自己肯定感を高める行動5つ

続いて、自己肯定感を高めるのに効果的な行動習慣を紹介します。できることから少しずつ実践して自己肯定感を高めていきましょう。

1. 規則正しい生活を送る

心身の健康は自己肯定感を高める上で非常に重要です。バランスの取れた食事、十分な睡眠、適度な運動などの基本的な習慣は、心の安定と自己肯定感の向上につながります

毎日決まった時間に起床し就寝する、栄養バランスを考えた食事を取る、毎日少しの運動を取り入れるなどの小さな習慣の積み重ねで生活リズムを整えていきましょう。

2. 感情をノートに書き出す

自己肯定感が低いときは、頭の中でネガティブなことばかり考えてしまいがち。そんなときは、頭の中に浮かんでくるネガティブな感情を思いつくままノートに書き出してみましょう。

感情を紙に記すことで自分の思考を客観的に見ることができ、ネガティブな側面だけでなくポジティブな点にも気づけるようになります。

ポジティブな思考を養うために、毎日寝る前に「その日にできたこと」や「よかったこと」を書き出すのも効果的です

3. 褒められたことを素直に受け入れる

自己肯定感が低いと他人からの褒め言葉や優しさを素直に受け入れることが難しくなりますが、素直に受け取って「ありがとう」と伝えてみましょう。

褒められても「自分はそんなにすごくない」と考えたり、優しい対応をしてもらったりしても「何か裏があるのでは」と考えてしまうかもしれません。それでも「ありがとう」と言って素直に受け取ることで、少しずつ自分を肯定できるようになるでしょう

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4. 挑戦するハードルを下げる

自己肯定感が低い人は完璧志向で目標を高く設定しすぎている可能性があります。自己肯定感を高めるには、挑戦する際のハードルをこれまでより低く設定してみるのがおすすめです。

ハードルを下げることで成功体験が増え、結果的に自己肯定感を高めることにつながります。現実的で達成しやすい目標を設定し、成功体験を積み重ねていきましょう。

5. 否定的な人から距離を置く

人間関係や職場環境が原因で自己肯定感が低くなっていると感じる場合、原因となる人や環境から距離を置くことを検討しましょう。

気が乗らない誘いに対して「本当は行きたくないけど断れない」という状況では、断る勇気を持つことも大切です

ネガティブな感情になる人や環境から距離を置いて、自分が興味のあることややりたいことに集中することで自己肯定感は高まるでしょう。

自己肯定感を高める言葉・自分への声かけ

落ち込んでいるときや不安なときは、自分自身にポジティブな言葉をかけることで自己肯定感を高められます。自己肯定感を高める言葉・声かけには以下のようなものがあります。

  • 「よくできているよ」
  • 「きっとうまくいくよ」
  • 「頑張っているよ」
  • 「失敗しても大丈夫」
  • 「そのままで大丈夫」
  • 「自分を信じてみよう」

これらの言葉は自分自身を励ますために毎日使うことができます。たとえば朝起きたときや寝る前、困難に直面したときに自分に言い聞かせることで気持ちを落ち着かせることができるでしょう。

励ましの言葉や前向きになれる言葉をノートに書いて、つまづいたときに読み返すこともおすすめです。

子どもの自己肯定感を高める接し方4つ

子育て中の方のなかには、「子どもの自己肯定感を高めたい」と考えている方も多いでしょう。子どもの自己肯定感は親の接し方が大きく関係します。

ここでは、子どもの自己肯定感を高める接し方を紹介します。

1. スキンシップをとる

H3:1. スキンシップをとる
子どもの自己肯定感を高めるには日ごろからスキンシップを取ることが重要です。

「手をつなぐ」「ハグをする」などのスキンシップを取ることで、子どもは親から「愛されている」「認められている」ということを実感できます

「あなたはそのままで価値がある存在だよ」と伝えるように、日ごろから積極的にスキンシップを取るようにしてみましょう。

2. 子どもの話に耳を傾ける

子どもと過ごしているときに、子どもの話に耳を傾けることも大切です。子どもの話を聞いてさらに肯定してあげることで、子どもは「自分は認められている」と実感でき自己肯定感が育ちます。

忙しくて時間を取れないこともあるかもしれませんが、なるべく手を止めて話を聞いたり時間を取ったりして話を聞いてあげましょう。

3. 経験する機会を与えて応援する

自己肯定感を高めるには、成功体験を多く持つことが大切です。いろいろな経験をさせてあげて、成功や失敗して挽回した経験などを積み重ねていくことで自己肯定感が高まります

失敗したときは「失敗しても大丈夫」「チャレンジしたことがすごいよ!」などとポジティブな声かけをしてあげることも大切です。

4. 小さなことでも「ありがとう」を伝える

子どもに対して小さなことでも「ありがとう」と伝えることは、自己肯定感を高めるために大きな効果があります。

たとえば「持ってきてくれてありがとう」「お片付けしてくれてありがとう」などと伝えることで、子どもは自分が役に立てたことに喜びを感じます

子どもを褒めるときは「えらいね」と伝えてしまいがちですが、それよりも「ありがとう」を伝えることを意識してみましょう。

自己肯定感が低い人の特徴

自己肯定感が低くなっている特徴や原因を把握しておくと、より解決しやすくなります。

ここでは、自己肯定感が低い人の特徴を紹介します。自己肯定感を高める方法と合わせて確認しておきましょう。

ネガティブで否定的になる

自己肯定感が低いと、物事をネガティブに捉える傾向が強まります。たとえば新しいことを始めたり、新たな仕事を任されたりした際に、「どうせ自分にはできない」と思い挑戦する前から諦めてしまうのです。

さらに挑戦して失敗した場合、「やっぱり自分はダメだ」と自分を責めて、失敗を受け入れることが難しくなることもあります。このような状態では、新たな挑戦の機会があっても自信を持てずに躊躇してしまうことが多いでしょう。

褒め言葉を素直に喜べなくなる

自己肯定感が低いということは、自分に自信が持てない状態でもあります。自分を価値のない存在だと感じているため、他人からの肯定的な意見を受けてもそれを素直に喜べない傾向があります。

「人からどう思われているか」を過度に気にしてしまうため、褒められたとしても「裏があるのでは?」と疑ってしまうこともあるでしょう。

人間関係における悩みが多くなる

自己肯定感が低いと、他人に対して「信じられない」「頼れない」といった否定的な考えを持ちやすいため、人間関係において不安や緊張を感じやすくなります。

また、自己肯定感が低いと他人の考えや意見を尊重することが難しいため、価値観の違う人とのコミュニケーションは特に苦労する傾向があります。

プレッシャーに弱く本来の力を発揮できない

自己肯定感が低い人は、プレッシャーやストレスに敏感になる傾向があります。自分に自信がないため、困難や挑戦が必要な状況に直面したとき心が折れやすくなるのです

たとえば重要なプレゼンテーションや試験などの緊張感のある状況では、周囲の期待や自身の不安に対して過剰に反応してストレスを感じやすくなります。このような状態では、自分自身が持っている本来の能力を充分に発揮するのが難しいかもしれません。

【関連記事】自己肯定感が低い人の特徴8つ|高める方法や仕事で自信のない人と接する方法も紹介

自己肯定感が低くなる原因

自己肯定感が低い人は、幼少期の環境やこれまでの経験が関係している可能性があります。

幼少期に否定されることが多かった

自分の行動や言動が否定される体験は、自己肯定感を低下させる原因のひとつです。特に幼少期に親や教師から受けた否定的な言葉は、自己肯定感に大きな影響を与えます

たとえば、テストで90点を取ったときに「90点も取れてすごいね!」と褒められると自信を感じますが、「100点でないと意味がない」などという否定的な言葉は自己肯定感を損なう原因となります。

トラウマとなる失敗経験がある

過去の大きな失敗が自己肯定感の低さに影響しているケースもあります。

過去の失敗は変えられないものですが、何年も「あのときこうすべきだった」と悩んでしまう経験は、現在の自己肯定感にも大きく影響している可能性があります。

この経験により失敗への恐怖が大きくなり、新たに挑戦する勇気を持てなくなっているのでしょう。

自分の意思と反する道を生きてきた

自分の意思に反して選ばれた道を歩んできた場合、自己実現の妨げとなり自己肯定感の低下につながる可能性があります。

たとえば「専門学校に行きたかったが親の勧めで大学に進学した」「東京で進学したかったけど親に反対されて断念した」といったケースです。

このように、親や他人の影響により自分の望まない選択をした経験は自己肯定感に影響を与えることがあります。

自己肯定感は思考・行動習慣を見直すことで高められる!

自己肯定感は幼少期や過去の経験に影響されることがありますが、思考や行動習慣を見直すことでいつでも向上させることが可能です。

もし自己肯定感の低さに悩んでいるなら、まずはありのままの自分を受け入れて肯定することから始めましょう。

他人の意見に左右されるのではなく、自分自身の視点で物事を考えるようになることで自己肯定感は自然と高まります。心が少しずつ楽になり、日々の生活がより充実したものになるでしょう。

記事内の情報は掲載当時のものです。記事の公開後に予告なく変更されることがあります。

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この記事を書いた人

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