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熊本・上通「岩崎鞄店」が和菓子&喫茶「まるいわ」にリニューアル!どら焼きには熊本の食材がふんだんに

まるいわのどら焼き

「し~ずのいいね!」では、すぱいすライター「すぱいし~ず」が、気になるショップやグッズなどを紹介しています。

目次

老舗鞄店が和菓子&喫茶店にリニューアル!

「岩崎鞄店」からリニューアルした「まるいわ」店内。入ってすぐのカウンターでどら焼きを注文。お土産として持ち帰ったり、食べ歩きもできる

明治30(1897)年創業の『岩崎鞄(かばん)店』が、「熊本城のお膝元という立地を生かし、人が集いおもしろいことが生まれる場所を作りたい」という思いを抱き、菓舗『まるいわ』へ大胆にリニューアル。

和菓子のように見えて、実は洋菓子!?「アンサンドラ」が誕生!

鞄屋から業種は変わっても「包む」にこだわり、オリジナルどら焼き『アンサンドラ』(塩バター、お濃茶、ほうじ茶黒糖、持ち帰りは1個378円)を開発したそうです。

商品開発を手掛けたのは、海外の有名レストランで腕を振るうシェフで、ひょんなことから繋がりができ、快く引き受けてくださったそう。

そのため、一般的などら焼き=和菓子ですが、同店のアンサンドラは洋菓子の手法で作られているのが特徴です。店内工房で作業をするスタッフもパティシエ経験者。

特に季節限定品(現在はイチゴと栗を用意)は、まるで“ケーキサンド”のようで食べ応えも十分です。

イチゴとこだわりの餡、クリームを抹茶生地で包んだ一品を食べた娘も大満足!「抹茶ってスイーツにも合うし奥深いね」と、お茶の世界にますます興味を持ったようです。

こだわりは熊本の素材

閉店間際はお目当ての味が売り切れていることも。写真はほうじ茶黒糖とお抹茶のセット1025円

しかも、この一品を求めて国内外から熊本を訪れる人が増えるように、土地に根付いた素材を使用することにこだわったそう。

例えば生地は、宇城産のレンコン粉を使ってあるためもっちり。

さらに麹の力でしっとりふんわり感を出すため、水を一滴も使わず『瑞鷹』の甘酒を代用しているそうです。他にも塩は天草の天干塩、お茶は世界にその名を轟かせている山鹿の岳間茶といった具合。

またオープン後、メードイン熊本にこだわる姿勢に共感した農家さんから「うちのミカンも使ってほしい」と連絡が入ったらしく、試行錯誤を経てソフトクリームのトッピングにミカンジャムとミカンの花から採取したハチミツを採用中。大好評を得ているそうです。

モダンな雰囲気の喫茶スペース

熊本のいいものを紹介するアンテナショップに

店舗奥には茶室もあり、茶道体験もできる

また、素材から空間演出、使う器など細部までこだわった結果、「ここで使っている器を購入したい」「どの生産者が作っているお茶ですか?」と聞かれることも多々あるそう。

実際に抹茶碗を手がけた『玄窯』(北区植木町)まで足を運んだお客さんもいるらしく、「ゆくゆくは当店が熊本のいいものを紹介するハブとなり、ここから県内回遊を楽しんでもらえたら嬉しい」と、代表の岩崎公子さん。

今後、作り手の輪が広がりますます魅力的な一軒になっていくのが楽しみです。

熊本弁を大胆にデザインしたオリジナル鞄の販売もある

歴史を感じさせる看板がサラリと飾られている。

二次元コードの掲示には熊本地震で被災した熊本城の瓦を再利用するアイデアが光る

こちらが4月末ごろまでの期間限定品「イチゴ」。

旬のイチゴとクリームがたっぷりで、かぶりつくと口福の時間が始まる!

まるいわ

住所熊本市中央区上通町8-23
TEL070ー6594ー1900
営業時間12時〜19時
休業日水曜

まるいわのどら焼き

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この記事を書いた人

7歳の娘の子育てと家事、仕事に、髪をかき乱して奮闘中。秒速で過ぎていく目まぐるしい日常を、楽しく彩る「モノ・コト」にアンテナを張っています。

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