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【青木由香の台湾吃吃メモ10】台湾はペットボトルのお茶もおいしい!

「吃吃(チーチー)」とは、台湾の人がよく口にする「ほら、遠慮せず食べて!」的な言葉。食べることが大好きな青木由香さんがつづる、いつかの台湾旅に役立つかもしれない「食」にまつわる連載です。

青木由香

青木由香さん

神奈川県生まれ台湾在住。執筆や取材・旅行のコーディネートを通して大好きな台湾を紹介。雑貨店「你好我好(ニーハオウォーハオ)」(台北市)店主。

目次

台湾のペットボトルのお茶は甘い!?

台湾は、ペットボトルの烏龍茶がおいしいってご存じですか? 

よく日本人に「台湾のペットボトルのお茶が甘かった!」なんて言われているのは、私ももちろん知っています。口がさっぱりすると思って飲んだお茶が甘いなんて、ビックリしますよね。

実は「無糖」が増えています

台湾のコンビニに並ぶウーロン茶
小さなコンビニでも20種類近くのウーロン茶が並ぶ。一つのブランドで6種の茶葉展開があり、それぞれ味の違いもしっかり感じられます

しかし、台湾は常に変化しています。

今や、台北のコンビニに並ぶ6〜7割のお茶は無糖(私調べ)で、いろいろな茶葉で展開していて香りが良く、値段も安くて大体30元(約150円)。

渋みが出ない水出し抽出の商品まであります。

台湾のペットボトルのウーロン茶(無糖)
下の方にしかも凹んだところに驚くほど小さく、『無糖 無香料』とある。日本人的には、ここが売りなのになぜ大きく書かない?と思うけど、台湾人的には、まだ甘いのを求める人口も多いのかも

ラベルに「無糖」「加糖」がしっかり表記されているものもあります。

台湾のペットボトルウーロン茶ラベル
裏の成分表には、東方美人の本名である『白豪烏龍茶』としっかりある。等級は分かりませんが、香料も使わずにちゃんと茶葉を使ってこの味を出しているところ、見逃してはなりません

目立つように記載がなくても原材料をチェックして、ぜひ、無糖の烏龍茶をいろいろ飲んでみて。 

烏龍茶だから、茶水は茶色とは限りません。発酵が浅いと緑色のもの。日本の緑茶より花のように香り、渋みは少なめ

ちなみに「日式」(リーシィ:日本スタイル)や「日本進口」(リーベンジンコウ:日本輸入品)となければ、ほぼ烏龍茶の緑茶。

日本茶と比べて花のように香り、お茶自体のほのかな甘味を感じられます。

新商品もどんどん出てくるので、ペットボトル烏龍茶の飲み比べも台湾旅行の楽しみの一つにできますよ。

記事内の情報は掲載当時のものです。記事の公開後に予告なく変更されることがあります。

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この記事を書いた人

神奈川県生まれ台湾在住。執筆や取材・旅行のコーディネートを通して大好きな台湾を紹介。雑貨店「你好我好(ニーハオウォーハオ)」(台北市)店主。

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