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【青木由香の台湾吃吃メモ12】ビールを飲むなら文化ごと飲み込むべし

台湾吃吃メモ ビールサムネ

「吃吃(チーチー)」とは、台湾の人がよく口にする「ほら、遠慮せず食べて!」的な言葉。食べることが大好きな青木由香さんがつづる、いつかの台湾旅に役立つかもしれない「食」にまつわる連載です。

青木由香

青木由香さん

神奈川県生まれ台湾在住。執筆や取材・旅行のコーディネートを通して大好きな台湾を紹介。雑貨店「你好我好(ニーハオウォーハオ)」(台北市)店主。

目次

ビールに氷!?台湾独特のビール文化

台湾のビール文化は独特です。

台湾ビールで乾杯している様子
小さなグラスで乾杯を繰り返す

例えば、冷たくないと薄まることを気にせず氷を入れたり、ジョッキじゃなくてビールメーカーの景品の140ccほどしか入らない小さなグラスで飲んだり、そのビールグラスを雑貨店やカフェがオリジナルで作り始めたりと、日本とはだいぶ違います。

「台湾式居酒屋」とでもいうような安い炒め物屋に行くと、週末にはビールメーカーから派遣されたボディコンギャルがいることもあります。

彼女たちは自分からビールを買ってもらおうと、ビールと関係ないお客の要望もその店の従業員かのように率先して動いてサービスしてくれます。

代表的なビールメーカーの「台灣啤酒(読み:タイワンピージョウ、台湾ビールを意味する)」は、積極的に主原料としてお米も使っているのが特徴。

台湾ビールと料理

味はほんのり甘め、泡立ちも控えめ。

苦味ときめの細かい泡で喉越しを楽しむというより、料理と軽やかに楽しむ感覚。

最近ではクラフトビールの人気も高まり、フルーツ風味やハーブを使った個性派ビールも各地で味わえます。

台湾のクラフトビール

台湾ならではのビール体験を、ぜひ旅の一コマに加えてみてください。

台湾ビール
18天(シーバーテェン)と呼ばれるこのビールは、無濾過&非加熱処理で製造から18日間のみ販売される超新鮮ビール
台湾ビール
メジャーな「台灣金牌」にしっかりした味の「Classic」。
330ml約150円

記事内の情報は掲載当時のものです。記事の公開後に予告なく変更されることがあります。

台湾吃吃メモ ビールサムネ

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この記事を書いた人

神奈川県生まれ台湾在住。執筆や取材・旅行のコーディネートを通して大好きな台湾を紹介。雑貨店「你好我好(ニーハオウォーハオ)」(台北市)店主。

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