会員サービス
MENU

楽しく身に付けよう! 子どものお片付け習慣

目次

子育てラボ

知る・学ぶ VOL.459

散らかり放題のおもちゃの片付けに頭を悩ませているパパ・ママも多いのでは? 整理収納アドバイザーのキタノヒロミさんに、未就学の子どもがチャレンジしやすい片付け方法について教えてもらいました。

片付けテクニック

[その1]戻しやすい仕組みを作ろう

子どもの目線に立って片付ける「モノ」と「場所」を決めましょう

3歳まで

● 収納箱は、「ぬいぐるみ」「ブロック」など大まかに分類します。
● 収納箱には大きめの写真やイラストで見やすくラベルを付けましょう。

就学前まで

● 戻したい場所を自分で決めさせます。
● ラベルの絵や字を自分で書かせます。

[その2]体で覚えるためのルールを決めよう

スムーズな片付けを習慣付けるため、ゲーム感覚を取り入れましょう

夕食の前や寝る前など、決まった時間に「お片付けタイム」を設けます。5分程度でOK。「お片付け競争」やリズミカルな音楽を取り入れるなど、ゲーム感覚で行うのも効果的です。

[その3]子どもと考えよう おもちゃとの別れ

使わなくなったおもちゃとどのようにお別れするかを、子どもと一緒に考えましょう

一つ一つのモノとしっかり向き合う最初の一歩。リサイクルに出す、次の人に使ってもらう、卒業する(捨てる)など、子どもと一緒にモノの最後を考えましょう。1年に1度、家族みんなで行う「サヨナラデー」を設けることもおすすめです。

パパ・ママの関わり方

ポジティブな声掛けを

片付けに、怖い、つらいといったマイナスイメージは絶対にNG。「いらないものを捨てて」ではなく、「お気に入りはどれ?」など、ポジティブな言い回しを心掛けて。「一緒にやろう」というマインドを忘れずに。

目的を明確に

単に「片付けなさい」ではなく、「踏んだら痛いから」「小さいきょうだいが口に入れたら危ないから」「(おもちゃを擬人化し)休ませてあげよう」など、片付ける目的を伝え、意識させることが大切です。

子どもに判断させる

必要な物を選ぶ行為は、生きていくのに欠かせない判断力を育むトレーニング。習慣化するまでが大変ですが、子どもの成長の機会と考え、一緒に楽しんで取り組みましょう。

教えてくれたのは

整理収納アドバイザー
「美ホーム」代表 キタノヒロミさん

片付けは子どもの思考力を育てます

http://www.bihome.info/

記事内の情報は掲載当時のものです。記事の公開後に予告なく変更されることがあります。

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!

この記事を書いた人

熊本市を中心に31万部戸別配布のフリーペーパー「くまにち すぱいす」がお届けする、熊本の暮らしに役立つ生活情報サイトです。

目次