熊本・大津町は焼き肉天国だった！～肥後おおづ 焼き肉街道をゆく［グルメ街道シリーズ第2弾］～

阿蘇外輪山の麓に広がる大津町。町なかを巡ると、「焼き肉」「炭火焼」「ステーキ」といった看板を掲げる店が多いことに気づかされます。そのため、いつからか“焼き肉街道”と呼ばれるようになり、肉好きにはたまらない肉天国に！ 牧場直営の店からチェーン店まで、おいしさの秘密と推しメニューを探ってきました。

肉自慢の店 ズラリ こだわりの味 食べ比べ

焼き肉はもちろん、バーベキューやステーキ、丼もの…。大津町の肉自慢の店を紹介。夏の終わりに、ジューシーなお肉で乾杯しましょう！

実は畜産が盛ん 食肉と縁深い大津町

実は畜産が盛んな大津町。精肉店も多く、家畜市場の競り場もあります。「食肉と縁が深いせいか、町の規模に対して焼き肉店が多いようです」と、「地域おこし協力隊」として肥後おおづ観光協会で働く山田桂士さん。大津町が豊後街道の宿場町だったことから、観光協会ではいつの頃からか“焼き肉街道”と名付け、PRを始めたそうです。

現在は、同じ“肉推し”の南阿蘇村、高森町と連携して「くまもと『肉LOVE』」エリアを展開。おいしい肉料理を味わえる店を紹介するパンフレットを作り、ファン拡大に力を注いでいます。山田さんは「大津町のお肉をもっと広める取り組みをしていきたい」と、肉推し活動に日々、まい進しています。「大津町は生産者、精肉店、飲食店それぞれにおいしいお肉を提供しているので、“大津の肉”の魅力を多くの方に知ってほしいですね」

教えてくれたのは

町内の名所と合わせおいしいお肉を楽しんでください！

［Spot1］和牛焼肉 LIEBE（リーベ） 大津本店

老舗牧場が手掛けるブランド牛 部位ごとの味わい楽しめる

『LIEBE』は大津町で5代続く牧場「帆保（ほぼ）畜産」直営の焼き肉店。繁殖から肥育まで一貫して手掛ける黒毛和牛「和奏牛（かなで）」を満喫できます。1頭丸ごと使用し、新鮮で、希少な部位を味わえるのも魅力です。推しメニューは、7種類の部位とサーロインステーキをセットにした「和牛華壇（はなだん）ランチ」。ほかにも、お得に楽しめるランチメニューが豊富にそろっています。

和牛焼肉 LIEBE（リーベ） 大津本店

住所	菊池郡大津町下町340
TEL	096-294-2911
営業時間	11時～15時、18時～21時半（土・日曜、祝日17時～21時半） ※OSは30分前、精肉店9時～19時
休業日	月曜
駐車場	50台