55歳独身 老後生活の資金繰りに不安 これから何にどう取り組めばいい?【家計簿チェック】

お金のプロがズバリ!家計簿チェック 今回答えてくれるのは佐藤ななみさん

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“お金のプロ”がズバリ!家計簿チェック

よひさん(55)会社員/熊本市在住

Q.55歳独身 老後生活の資金繰りに不安 これから何にどう取り組めばいい?

独身男性です。将来を考えた時、老後の生活資金をどう確保すればいいか見えてきません。

毎月の支出は細かく管理し、可能な限り貯蓄に回すようにしています。今はコツコツと積み立てできていますが、将来のインフレや医療費などを考えると不安が募ります。

あと10年ほどは現状で働くつもりですが、その先は同じペースで働き続けるのは厳しいと考えています。65歳からの年金受給額は月10万円程度の予想です。老後に向けて、これから何に、どう取り組めばいいでしょうか。

A.「働くこと」を第一の選択肢に 投信積立の再開や国債購入も

日々の支出について詳細に把握・管理することで、年70万円弱を蓄えに回しておられます。10年後、年金生活に入る頃には、物価上昇と医療費の増加などで3~4割の支出増を見込んでいるそう。年金だけでは不足する生活費をどのように調達するかがテーマですね。

第一の選択肢は、働くことではないでしょうか。ご自身も、「週1~2日程度で雇ってもらえれば」とおっしゃる通り、緩やかに働き続けることで、心身の健康や社会との交流など、金銭以外にも得られるものは大きいと思います。

また、金融資産の運用も考えたいですね。以前は投資信託の積み立てにも取り組んでいたそう。「トランプ関税ショックで撤退した」とのことですが、下がった時こそ淡々と買い続けていただきたかったです。今一度、月々の黒字分の一部から再開されませんか。5%で運用できれば、積み立てた資金は10年後に約29%の増加となります。

最後に。安全に確保しておきたい資金については、メインの置き場所を個人向け国債にシフトされてはいかがでしょう。現状「固定5年」が最も高金利ですが、日銀は利上げの姿勢を崩しておらず、近未来を考えると「変動10年」に期待が持てそうです。1万円単位で購入できる手軽さや、1年経過後はいつでも中途換金できる自由度も魅力です。

記事内の情報は掲載当時のものです。記事の公開後に予告なく変更されることがあります。

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この記事を書いた人

ライフプランを柱に、家計管理・住宅資金・保険・資産形成に関する講座やコンサルティングを展開。NPO法人ら・し・さ理事として、終活やエンディングノートの普及・啓発活動にも取り組む。

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