二の腕を細く、鎖骨をきれいに見せるテクニック。ノースリーブを着るために今できること!

気になる二の腕を隠すために、夏でもノースリーブや半袖の服に、カーディガンを重ね着してしまう…という人へ。厳しい筋トレやダイエットをせずとも二の腕が細く見えるコツを専門家に教えてもらいました。実践して、今年の夏はぜひ、二の腕を出しましょう!

姿勢や"腕のくびれ"作りで腕の見え方は大きく変わる

二の腕を出したいと思っても「部分痩せなんて無理」「結局、全身のダイエットが必要なのでは」「夏までに間に合わない」と諦めていませんか。しかし、Ryo先生から「厳しいダイエットや筋トレをしなくても、腕を細く見せることは可能です」と心強い言葉をいただきました。「二の腕が太く見えるのは、姿勢の悪さやたるみが原因の場合もあります。ちょっとしたトレーニングで二の腕にくびれを作ったり、正しい姿勢を身に付けたりするだけで、腕の見え方は大きく変わるんです」

そこで、短期間でできる、ゆるトレーニングと、腕とその周りの部位の「見せ方」を教えてもらいました。まだ夏に間に合うので、ぜひ挑戦してみましょう!

(この記事は2021年4月22日くまにちすぱいす記事より)

教えてくれたのは

STYLISH YOGA ROOM「Padma」
代表 Ryoさん

「体の巡りの改善と心のトレーニング」を目指し、少人数会員制の女性専門ホットヨガスタジオ(中央区坪井)を運営。ヘアメーク、ファッションスタイリストの経歴も持つ。


二の腕引き締め

腕のくびれをつくる 寝たままトレーニング

うつぶせになり、両腕を伸ばしたまま真上に上げ下げします。できる範囲でスピードは速く。上げるときに息を吐き、下ろすときに息を吸います。これを3日間続けるだけでも、腕にくびれが見えてきますよ。

毎日
1分間 × 2セット

上げるときは両肩ごと浮かせ、脇を開かず、左右の肩甲骨をしっかり引き寄せ、手のひらが向かい合わせになるように。息を吐きながら両腕で空気を押し上げるようなイメージで腕を上げます。

NG

腕を上げた時、脇が開き、手のひらが上に向いてしまう。


ウオーキング・ジョギング時にペットボトルをプラス

ウオーキングやジョギングを習慣にしている人は、両手に500mLのペットボトルを持つだけで二の腕に負荷をかけることができます。肩の関節が動くことを意識しながら腕を振って歩いたり、走ったりするだけ。四十肩、五十肩の予防にもなりますよ。喉が渇いたら、ペットボトルの飲料で水分補給も! 室内で立ったまま行ってもOK。

毎日

ウオーキングの際は、ペットボトルを持った腕を伸ばして振りましょう。肩の関節から真っすぐ振り子のように振ることで、腕の筋肉にしっかり効きます。

腕を曲げるとより負荷が。肘は90度に曲げ、前はペットボトルが目線の高さにくるまで、後ろはできる限り肘が上がるまで腕を振ります。


肩を丸めない姿勢をキープ

肩を開くイメージで毎日、壁際に立ってチェック!

せっかくトレーニングを頑張っても、姿勢が悪く肩が丸まっていると、腕が太く見えてしまいます。そこで、毎朝、壁に背中を付けて立ち、自分の姿勢をチェックしましょう。両肩が壁にピッタリ付き、横から見て首、肩、腰が一直線になるのが理想です。この際、腰を反らせないように気を付けて。この姿勢を覚えて、一日中キープできるよう意識するだけでも、「細見え」効果が高まりますよ!

毎日

肩が耳よりも後ろにくるイメージで。胸をしっかり開くことで、深い呼吸にもつながります。余裕がある人はこのまま両腕を真上に真っすぐ上げれば、腕や脇肉に効くストレッチに。

肩が丸まってしまう悪い姿勢。このままだと腕が「太見え」してしまう上に、脇肉や背中の肉、お尻がたるむ原因に。姿勢の矯正は、腕だけでなく全身のスタイルアップにもつながります!


鎖骨を出す

服選びにひと工夫 鎖骨が際立つトレーニングも

「鎖骨が見える」ことで、二の腕がほっそり見える錯覚効果があります。そこで、鎖骨が見えるデザインの服を選ぶのも、一つの手。さらに、肩を回して鎖骨周りのむくみを取ると、より鎖骨が際立ちますよ。

毎日
前後10回ずつ

脇を締め、腕ではなく「肩を回す」のが大事です。回すのと逆側の手を鎖骨に添え、鎖骨が動いていることを確認しながら行うのがポイント。

NG

脇を開いて腕を振り回してしまうのはNG。これでは鎖骨周りが動きません。