"お金のプロ"がズバリ!家計簿チェック

今回答えてくれるのは 佐藤ななみさん

Q.

昨年末に第1子が生まれました。妻は産休中で、今後、育休を経て来春に職場復帰の予定です。

育児用品の購入など出費が増えていますが、「月にいくら」といったペースはまだつかめていません。

この先も子どもが欲しいと考えており、そうなると住まいが手狭になるので、いずれはマイホーム取得を希望しています。住宅ローンのことなど総合的に考えて、いつごろ動き始めるべきでしょうか。

現在、子どもの教育資金づくりのために学資保険の資料を取り寄せているところです。商品はある程度絞り込みましたが、金額の設定に悩んでいます。

A.

マイホームの取得をご希望でしたら、特に待つべき事情がなければ早い方がいいと考えます。住まいには、持ち家でなくてもまとまったお金がかかりますし、取り掛かりが遅くなるほど住宅ローンの完済時期も遅くなるからです。

また、住宅資金設計は、現在の家賃と住宅ローンの返済額を比較するだけで成立するものではありません。住宅の仕様などによる光熱費や通勤などにかかる交通費の変化、団体信用生命保険の加入に伴う保険の見直し、固定資産税や維持管理費用などランニングコストに対する計画も併せて行う必要があります。まさにライフプラン全般とも連動する作業で、この点においても早く取り組むほど有益であるといえます。

ご一家は、家計の収支状況などと照らしても既に動きだせる状況です。ぜひ夢への一歩を踏み出されてください。

検討中の学資保険は「10歳まで払い込んで18歳で105%の返戻率」とのこと。複利率に換算すると最終で0.36%となります。預金よりは高利ですが、払込期間中の元本割れを考えると、コストに見合うリターンとは言い難いかと。お取り組み中のつみたてNISAを増額する方が良いかと思います。そうすることで、金額設定についても状況に応じて変更でき、柔軟性も高まると思います。


さとう ななみ

「お金ともっと仲良く!」を合言葉に、家計・住宅資金・保険・資産運用・終活に関する個別相談業務やセミナーを展開中。YouTubeチャンネルでもお金の情報を分かりやすく発信。
https://financialcoach.jp/

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