自分の歯を守るためにできること 抜歯の必要性納得した上で治療を【メディカル百科】
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歯科編
インプラント治療をする際、抜歯するかどうかの基準は歯科医によって異なります。抜歯する際は、本当に必要性があるのかを確認し、納得して治療を進めることが大切です。専門医に詳しく聞きました。
─ぐらついている歯をインプラントにする際、抜歯は必須ですか。
虫歯や歯周病でグラグラしている歯がある場合、医院によってはすぐに「抜いて、インプラントにしましょう」と勧められることがあるかもしれません。確かに、歯の状態によっては抜歯をする他ないということも多くあります。例えば、その歯だけでなく、隣の歯にまで影響を及ぼす際は、健全な歯を守るために抜歯が必要です。しかし一様に抜歯が必要かというと、そうではありません。抜歯をする前に、その歯を生かした治療法がないのか、抜歯してインプラントに置き換えることが最善の方法なのかを見極めることが大切です。
─なるべく自分の歯を残したい気持ちは誰でもあると思います。
患者さんに必要なのは、抜歯を提案されたら、言われるがままでなく、その理由をしっかり確認することです。また、歯を残す治療法がないのかも含め、納得した上で治療を進めてほしいです。医師側も、レントゲンやCT検査、顕微鏡検査などの拡大視野治療での精査を基に、分かりやすい説明が必要だと思います。
─抜歯に至らないために必要なことは何ですか。
少しでも不具合があれば治療を先延ばししないことはもちろん、3カ月ごとの定期健診をおすすめします。どんなに気を付けていても、また、知識を持っていても、きちんと歯を磨いていても、虫歯や歯周病の予防は一人では難しいものです。信頼できるかかりつけの歯科医を持つことが、自分の歯を残せる鍵となります。
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