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地道な底上げ 一人一人が着実に成長【ロアッソ熊本通信】

全体練習後、FWの選手たちのシュート練習に付き合う大木武監督

火の国元気スポーツ

依然として混戦模様のJ2ですが、ロアッソ熊本は着実に勝ち点を重ねています。大木武監督体制で3年目。継続性のあるチームづくりに加え、地道な底上げも結果を支えています。

間もなくシーズンは折り返し。4季ぶりのJ2を戦っているロアッソ熊本は、開幕から無敗だった横浜FCに初めて土をつけたり、九州ダービーで大分に競り勝ったりと、J1から降格してきたクラブからも勝ち点を奪う健闘を見せています。

その背景にあるのは、選手たち一人一人の成長。大木武監督が選手に求めるのは「うまくなること」「できないことができるようになること」で、毎日のトレーニングも、次のゲームに向けた対策だけでなく、そうした点を意識しています。

チームの全体練習を終えた後も、選手たちはそれぞれにテーマを持って個別のメニューに取り組んでいます。結果が出ているのは、このような底上げの成果が少しずつ表れているからといえるかもしれません。

その中でも最近目につくのは、大木監督が攻撃陣の選手たちのシュート練習に付き合っている光景。

大木監督自身は「別に特別なことじゃなく、シュートの技術を教えている」と話しますが、ボールに対してどんな角度で近づきキックモーションに入るか、足のどの部分にどう当てるかなどを細かく指導している様子。

練習見学も再開され、選手たちの様子を再び見られるようになりました。どんな雰囲気、姿勢で練習が行われているかを見れば、好調の要因を皆さんも少なからず感じ取ることができると思います。

チーム情報

第19節 5月28日(土) 13:00 vs 甲府(えがお健康スタジアム)
第20節 6月5日(日) 14:00 vs 秋田(ソユースタジアム)
第21節 6月12日(日) 14:00 vs 町田(町田GIONスタジアム)

ロアッソ熊本の情報は熊日朝刊で詳しくお伝えします。

記事内の情報は掲載当時のものです。記事の公開後に予告なく変更されることがあります。

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この記事を書いた人

ロアッソ熊本の取材を始めて20年目になりました。じいさんになっても書き続けるのが目標。西島秀俊とは誕生日が3日違いの同い年。