リーグ戦も終盤へ 勢いもたらす新戦力に期待【ロアッソ熊本通信】

かけろ赤馬

J2リーグ戦は残り10試合ほど。ここからはチームの総力が問われる正念場を迎えます。J1神戸と対戦する天皇杯で結果を出し、終盤につなげてほしいものです。

今シーズンも全日程の3分の2が経過し、残りは10試合ほどとなりました。昨シーズンと比べるとなかなか厳しい状況が続いていますが、ここから追い上げる可能性はまだ十分に残されています。

チームでは数名の負傷離脱者がいる一方、シーズン前半には出場機会の多くなかった選手たちも試合に絡むようになってきました。

7月にFC大阪から期限付き移籍で加入したDFの酒井匠選手は、天皇杯4回戦のFC東京戦で交代出場。その後、水戸戦、金沢戦と続けて出場し、効果的な縦パスを配球して存在感を発揮。また、1年目のMF豊田歩選手も短い時間ながら持ち味を見せています。FW陣では、2年目の土信田悠生選手、高校生の道脇豊選手らを中心にポジション争いが激化しています。

来週はJ1の神戸を迎え、初のベスト4進出をかけた天皇杯準々決勝に臨みます。3回戦の鳥栖戦で道脇選手が2得点を挙げたように、一発勝負の大会では、ニューヒーローの活躍によってチームに勢いが生まれるものです。

総力を出し切って神戸を下しましょう。そしてリーグ戦での浮上にプラスの効果を与えてくれることを期待しています。（T）

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