操り人形を使ったサーカスを公演 日本文化の豊かさを込めたショーを制作中【すてきびと】
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大道芸人 ピエロックさん
鹿北町の築100年の古民家を拠点に、手作りの操り人形を使いながら楽器を演奏するサーカス公演を行っています。昨年は、全国22カ所で自前のサーカステントを設置し、大道芸や楽器演奏などを組み合わせた公演を行いました。
「大人も子どもも国籍も関係なく楽しめるのが操り人形の良さ」と言うピエロックさん。「人でもモノでもない人形は、見ている人が感情移入をしやすいのかも。現実と空想の間の物語に、ワクワクしてもらえるとうれしい」
舞台装置やピアノ、太鼓などの楽器、物販用の人形なども全て手作り。試行錯誤を繰り返しながら、工房で制作しています。「毎年冬場は制作期間です。舞台装置の材料となる竹を裏山に切りに行ったり、台本や企画書を書いたり、やることがいっぱいです」
今年はこれまでとは違った新たなショーの展開を考えているとか。「日本という風土から生まれた音楽やデザイン、伝統文化をモチーフにしたショーにしたい。子どもたちから“日本って格好いいじゃん!”と誇りを持ってもらえるような作品を完成させ、世界中で公演したい」と目を輝かせます。
Information
ピエロック一座の情報は、HPで。
https://www.pierockthecircus.com
※ピエロック一座は現在、新しい公演依頼は受け付けていません