地域のSDGs活動を小中学生に伝えたい 身近に学べるウェブサービスを開発【すてきびと】
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カジオ企画 取締役 櫻井 真実さん
地元企業や自治体が行うSDGs活動を小中学生が無料で学べるウェブサービスを開発しました。
大学卒業後、シナリオライターとして数々の作品を手掛けた櫻井さん。2008年シナリオ制作のために情報収集をする中、とある本に書かれた「持続不可能」という言葉に出合います。「生態系など地球が危機的状況にあると知り、ショックを受けました。子どもたちが楽しく持続可能な社会を学ぶ方法がないかと考えるようになったんです」
ウェブサービスは2023年6月にオープン。サイト内で廃油を回収する活動を紹介した協賛団体に、「ぼくたちも使用済みのてんぷら油の回収に協力したい」などのメッセージが届き、世代を超えた交流が生まれることも。櫻井さんは、「社会貢献する大人の“かっこいい姿”に子どもたちが触れることで、SDGsを“自分ごと”として捉えるきっかけにしてほしい」と話します。
現在、小中学生約1200人が登録、18団体が協賛しています。今後は九州から日本、世界へと活動を広げていきたいと言う櫻井さんは地球を守るヒーローのようです。
Information
「花咲くプラネット」は下記ウェブサイトから。
https://hanasaku-planet.net/