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【514号】すてきびと – 「くまもとチャレンジャーアワード2019」グランプリ 植村 真穂さん

植村 真穂さん
植村 真穂さん

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山都町のジビエを有効活用 愛するペットに安心安全な食事を提供したい

植村 真穂さん 1978年、和歌山県生まれ。夫の転勤で2016年から熊本に。翌年から山都町に移住し、地域おこし協力隊員として活動。狩猟免許(わな猟、第一種銃猟)も取得。夫、2匹の愛犬、ヤギ3頭、ニワトリ3羽、ネコ1匹と暮らす。
植村 真穂さん
1978年、和歌山県生まれ。夫の転勤で2016年から熊本に。翌年から山都町に移住し、地域おこし協力隊員として活動。狩猟免許(わな猟、第一種銃猟)も取得。夫、2匹の愛犬、ヤギ3頭、ニワトリ3羽、ネコ1匹と暮らす。

昨年12月に開催された、女性起業家のビジネスプランコンテストでグランプリに選ばれた植村さん。自身が住む山都町で駆除されたシカやイノシシなどのジビエを使った“手作り犬用ご飯”の製造・販売を提案しました。

3年前から夫と同町に移住。地域おこし協力隊員としてイノシシやシカの解体や精肉加工に携わっています。しかし、「山都町だけでも年間約6千頭が駆除されていますが、食肉として活用されているのは1割程度しかありません」と言います。一方で植村さんは愛犬の皮膚病に悩み、「安心安全なご飯を手作りしてあげたい」との思いを抱いていました。そこで浮かんだアイデアが、無添加のジビエを犬用の食材として有効活用することでした。

犬が食べやすいようミンチにした肉や、骨を煮込んで取ったス-プなどを小分けにして販売予定。「一人で作業しているので、まだ大量には作れませんが、愛犬の健康を気遣う飼い主のお役に立てればうれしい」。山都町から発信される、ペットの健康と里山の資源活用を目指すプランに今後、注目です。

Time Schedule

  • 6:00 起床、動物の世話(餌やりなど)
  • 8:00 地域おこし協力隊の活動(解体・精肉作業)
  • 17:00 帰宅、動物の世話、夕食
  • 19:00 ジビエを使った“犬用ご飯”の試作
  • 22:00 就寝

Information

山都町産ジビエを使い、飼い主が安心して愛犬に食べさせられる商品の開発を進めていきます。
info@mother-earth.shop

記事内の情報は掲載当時のものです。記事の公開後に予告なく変更されることがあります。

植村 真穂さん

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この記事を書いた人

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