疲れた体に染みる優しい味わい【つんどく よんどく】
目次
からだの中から整うおかゆレシピ
体調がすぐれない時、おかゆを食べるとほっとしますよね。
本書でお届けするレシピは体が温まり、胃腸が整うものから、夕食の主役になりそうな和洋中のごちそうおかゆまで、実に多彩。おかゆよ、こんなにバラエティーに富んでいたのか、とその奥深さに驚かされます。
幼少期、朝食にはおかゆを食べていたという著者が、特に推奨するのは“朝がゆ”。消化しやすいので内臓に負担をかけずにエネルギーを摂取でき、腸を温め、血流を良くすることが期待できるそう。また、食物繊維が含まれるため、腸内環境も整えてくれます。
レシピの監修は、NHK「きょうの健康」などでおなじみの、腸内細菌研究の第一人者である内藤裕二先生。“腸活”を始めてみたい方にもお薦めです。
早速試しに、豆苗とホタテのおかゆを作ってみました。貝柱のだしと、効かせたショウガが体に染み渡りました。そして疲れた胃に優しい…。
おかゆよ、ありがとう。これからはもっと食べます。
紹介するのは
雑誌・実用書・地図担当。 JPIC読書アドバイザー