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片付けのプロが伝えたい魔法の言葉「捨ててもいいんだよ」

芹川 由久子

“収納を楽しむこと”をコンセプトに整理収納を学ぶ「片付け相談室」を主宰。

instagram @yukko_okatazuke

目次

なかなか捨てられない物5選

いよいよ年末にむけて、「片付けたい!」と思う方も増えているのではないでしょうか。

今回は、捨てるのに罪悪感があり、なかなか手離せない物をピックアップしています。

いらないと分かっていても、捨てる事もできず、数年触っていない「眠ったままの物」があるならば、手放せる魔法の言葉「捨ててもいいんだよ」で片付けてみましょう!

1.古いタオル

古いタオルを「掃除に使おう」と何十枚もとっておき、眠ったままにしていませんか?

これ、「捨ててもOK」です。

なかなか捨てられない方は、細かく切って掃除に使ったり、フライパンの油拭きにしたりと、年末の大掃除に活躍させましょう。

飲食店や板金工場など、「ウエス」として必要な所もあるので、お譲りしてもいいですね。

2.人からの頂き物

「おみやげ」「お下がり」「引き出物」「プレゼント」「ノベルティ」など、今の自分にとって必要でない物は、忘れられてしまうことが多いです。

その時にお礼を伝えていれば、きちんとお役目は終わっています。

使うのが1番いいのですが、好みの問題もあるので、なかなか使われないのが現実だったりします。

使っていないのであれば、気持ちよく手放してください。

引き出物

片付けの現場で出てきた、昔の引き出物。

しまいこんでいる間に、カビがはえ、食器にもシミができていました。

やはり、頂いたら「すぐに使う」か、気持ちを受け取り、好みではなかったらリサイクルショップに出す、もしくは欲しい方を探す。

切ないですが眠ったままが、一番かわいそうだといつも感じています。

頂き物のジャム

とくに、頂き物のジャムや食材系は、冷蔵庫にいつまでも残りがちに。

これこそ、今すぐ必要で買ったものではないので、すっかり忘れてしまします。

頂いたその日から、意識して消費するか、好みでないなら捨ててください。

瓶は長年寝かせていると、ふたが開けづらくなり、処分するときに、大変な思いをすることになってしまいます…。

3.取扱説明書

家電についてくる取扱説明書、たまっていませんか?

今は、スマホで簡単に見ることができます。

ファイリングしているものの、量が多過ぎて長年開かれていない取扱説明書

頻繁に活用している方は別として、押入れの奥底に眠っているならばご用心!

数十年、そのままだと、カビや埃がすごいことに!

4.着物や入らなくなった喪服

本来なら、着る機会をあえてつくるといいのですが、なかなかそんな時間もない方ばかり。

着ていないのに、置いておくと場所を取りますし、カビだってはえます。

リメイクした着物

どうしても、手放せないならリメイクしてみませんか。

喪服はリメイクショップにてサイズやデザインを変更もできるし、着物はポーチ、バッグ、洋服に変えることもできます。

とにかく、「眠らせたまま」をやめましょう。

5.使っていない家電

長年、使っていない家電。処分が面倒で押入れにいれたままにしていませんか?

とっとと捨てましょう。

「いつか、誰かが必要になるかも…」と数年眠らせてもいざ使う時は危険な家電になるかもしれません。

それこそ、処分も、いつか誰かがやらないといけないことなのです。

苦労して処分すると、次に買う時にしっかり考えて買うようになるので、捨てることはとっても大事なんです。

まとめ:物は「眠らせたまま」が一番かわいそう

「いつか使うかも…」といつまでも保管しておくと、物はどんどん劣化してしまいます。眠らせたままが一番かわいそう。

眠らせる前に使うか、使う可能性が低い物は思い切って手放すことが大切です。

なかなか処分できないときは、魔法の言葉「捨ててもいいんだよ」を思い出してくださいね。

記事内の情報は掲載当時のものです。記事の公開後に予告なく変更されることがあります。

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この記事を書いた人

お酒とバンド、イルカが好きなアラサーライター。元チアリーダーで、体力には自信あり。体を動かすアクティブ系の取材もどんとこい!宮崎県出身。

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