片付けのプロが伝えたい魔法の言葉「捨ててもいいんだよ」
なかなか捨てられない物5選
いよいよ年末にむけて、「片付けたい!」と思う方も増えているのではないでしょうか。
今回は、捨てるのに罪悪感があり、なかなか手離せない物をピックアップしています。
いらないと分かっていても、捨てる事もできず、数年触っていない「眠ったままの物」があるならば、手放せる魔法の言葉「捨ててもいいんだよ」で片付けてみましょう!
1.古いタオル
古いタオルを「掃除に使おう」と何十枚もとっておき、眠ったままにしていませんか?
これ、「捨ててもOK」です。
なかなか捨てられない方は、細かく切って掃除に使ったり、フライパンの油拭きにしたりと、年末の大掃除に活躍させましょう。
飲食店や板金工場など、「ウエス」として必要な所もあるので、お譲りしてもいいですね。
2.人からの頂き物
「おみやげ」「お下がり」「引き出物」「プレゼント」「ノベルティ」など、今の自分にとって必要でない物は、忘れられてしまうことが多いです。
その時にお礼を伝えていれば、きちんとお役目は終わっています。
使うのが1番いいのですが、好みの問題もあるので、なかなか使われないのが現実だったりします。
使っていないのであれば、気持ちよく手放してください。
片付けの現場で出てきた、昔の引き出物。
しまいこんでいる間に、カビがはえ、食器にもシミができていました。
やはり、頂いたら「すぐに使う」か、気持ちを受け取り、好みではなかったらリサイクルショップに出す、もしくは欲しい方を探す。
切ないですが眠ったままが、一番かわいそうだといつも感じています。
とくに、頂き物のジャムや食材系は、冷蔵庫にいつまでも残りがちに。
これこそ、今すぐ必要で買ったものではないので、すっかり忘れてしまします。
頂いたその日から、意識して消費するか、好みでないなら捨ててください。
瓶は長年寝かせていると、ふたが開けづらくなり、処分するときに、大変な思いをすることになってしまいます…。
3.取扱説明書
家電についてくる取扱説明書、たまっていませんか?
今は、スマホで簡単に見ることができます。
頻繁に活用している方は別として、押入れの奥底に眠っているならばご用心!
数十年、そのままだと、カビや埃がすごいことに!
4.着物や入らなくなった喪服
本来なら、着る機会をあえてつくるといいのですが、なかなかそんな時間もない方ばかり。
着ていないのに、置いておくと場所を取りますし、カビだってはえます。
どうしても、手放せないならリメイクしてみませんか。
喪服はリメイクショップにてサイズやデザインを変更もできるし、着物はポーチ、バッグ、洋服に変えることもできます。
とにかく、「眠らせたまま」をやめましょう。
5.使っていない家電
長年、使っていない家電。処分が面倒で押入れにいれたままにしていませんか?
とっとと捨てましょう。
「いつか、誰かが必要になるかも…」と数年眠らせてもいざ使う時は危険な家電になるかもしれません。
それこそ、処分も、いつか誰かがやらないといけないことなのです。
苦労して処分すると、次に買う時にしっかり考えて買うようになるので、捨てることはとっても大事なんです。
まとめ:物は「眠らせたまま」が一番かわいそう
「いつか使うかも…」といつまでも保管しておくと、物はどんどん劣化してしまいます。眠らせたままが一番かわいそう。
眠らせる前に使うか、使う可能性が低い物は思い切って手放すことが大切です。
なかなか処分できないときは、魔法の言葉「捨ててもいいんだよ」を思い出してくださいね。