婚活のススメ 〜ハートの筋トレ始めます〜
すぱいし~ずのツボ
すぱいすライター「すぱいし〜ず」が今、気になっている”ツボ”をご紹介
“アラサー”になり「結婚」が気になり始めた私。でも、平日は会社と家を行き来するだけで、休日も家族と過ごすお決まりのパターン。新しい出会いもないし、どうしたらいいの〜。そんな迷える子羊が、婚活コーディネーターの荒木直美さんに婚活の始め方から必勝法まで聞いてきました!(円)
人生の操縦士は自分だ! 婚活修行が始まる
円さんのように「いつか結婚できるだろう」と思って、時間だけが過ぎる人は多いもの。でも、先延ばしは“自滅の刃”よ。今すぐ婚活を始めなさい! 婚活は、人生を自分で操縦する覚悟を持つことが重要。恥じらいや不安に立ち向かった分だけ成長できるハートの筋トレだと思って、勇気を出して一歩踏み出してみて。
教えてくれたのは
婚活コーディネーター
荒木直美さん
これまで約2000組のカップルを誕生させた実績を持つ、別名“婚活界の瞬間接着剤”。すぱいすで「婚喝百景」連載中。
師匠に聞く「婚活」の心構え Q&A
まずは何から始め たらいいですか。
ー結婚に関わる人生設計(マリッジスタンス)を整えて。何歳で結婚して、仕事はどうしたいのか、子どもは何人欲しいかなど、自分を見つめ直すと譲れない価値観が見えてきますよ。
どうやって行動に移せばいい?
ー運命の人に出会えていないのは、出会いのチャンスが少ないから。結婚相談所やマッチングアプリなど、いろんな婚活ツールの中から自分に合ったものを見つけて。
婚活初心者の私にはアプリは不安…。
ーだったら、同じ目的を持つ人たちと直接話をすることができる「婚活イベント」に参加してみては。主催者の管理の下で開催されるので、安心感もありますよ。
当日までにできることは?
ー自己紹介をブラッシュアップするために魅力の棚卸しを。例えば、趣味や自分が今の仕事に就いた理由、家族や友人とのエピソードなど、自分の売りを整理して。
好みのタイプを事前に絞った方がいいですか。
ーイベントはあくまでも入り口! 時間内で相手の内面まで理解するのは無理なので、タイプを絞り過ぎず「いい人かも」くらいの人が見つかれば十分。
会場で心掛けることは。
ーフリータイムでは一番話してみたいと思った人は後回しにしない。もし、狙った相手と話せなくても、一人でウロウロしているのは厳禁。視野を広げていろんなタイプの異性と話してみて!
服装に迷ったら”女子アナコーデ”
NG
年齢を隠す
隠してもいずれはバレるもの。「いくつに見えますか~?」は無駄なエネルギー
友達と一緒に参加する
男性は特に女性が群れていると敬遠します。単独行動が断然有利!
荒木さん司会のイベントに参加
いざ実践! イベントに参加してみました。参加者は男女30対30で、年齢は20代〜40代。最終的に気になる相手を1人選んでカップルが成立するイベントが多いようですが、この日は気に入った複数人に自分の連絡先を渡すシステムでした。
お見合い大作戦
男性が次から次へ移動してきて、1対1で2分半ずつ、自己紹介を兼ねて話します。時間が短いから参加者が多いイベントでは息切れしそう~。初対面で多くの人と話すのが苦手な人は少人数制がおすすめ。
フリータイム
男女とも、張り切って声を掛けるタイプの人と、ぼんやりと座っているタイプの人に分かれていました。自分から動くのってなかなか難しいですよね。消極的な人には荒木さんの鋭い目が光り、直接アドバイスの声が響いていました!
イベント後が本番
カップル成立にかかわらず、会場を出てから食事やカフェに誘う積極的な人もいました。残念ながら私は成立とはいきませんでした…。
挑戦してみて…
婚活アプリやイベントなどは出会いの“最終手段”だと思っていましたが、荒木さんの話を聞いたら、「結婚に向き合うスタートだ」と確信。カップル成立だけが目標ではなく、さまざまな業種の人と話せたり、新しい友達ができたりするきっかけにもなると思いました。業種や地域など、条件を絞ったイベントも開催されているみたい。私なら「マッチョ婚活」に参加したい!