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自宅や車のローン返済が家計に影響 今後のさらなる支出増に備えアドバイスを【家計簿チェック】

目次

“お金のプロ”がズバリ!家計簿チェック

Q. 自宅や車のローン返済が家計に影響 今後のさらなる支出増に備えアドバイスを

ここ5年間で自宅や車を購入し、ローンの返済が家計に影響しています。将来のために、投信や外貨建て保険、変額個人年金などで積み立てをしていますが、毎月の収支はギリギリです。

車のローンは4年後に完済しますが、仕事の関係で一時的に単身赴任することになり、二重生活になる分、支出が増えると予想しています。さらに、子どもが成長するにつれ、教育費なども必要になります。

現状について、また今のうちにできる対策などをアドバイスいただけますか。

A. まずはローン残高を減らして 老後の貯蓄は十分確保できるはず

おっしゃる通り、ローンの返済が家計を圧迫しています。ただ、4年以内に車のローンが終わるとのことですので、その後は7万円程度、家計が改善します。今後は、できれば車をローンで買わないようにしましょう。貯蓄や運用を積極的に進められていますが、車のローン金利が運用率を上回ってはいませんか。貯蓄の第一歩はローンを減らすことだと思います。

さて、現状でキャッシュフロー表を作成してみると65歳で6500万円ほど貯蓄ができると思います。ちなみにお子さんは2人とも県外の私立大学(理系)で計算しています。

さらに、40歳から50歳の間単身赴任をしたとして、月15万円ほど生活費を上乗せしてみます。その場合、65歳時点で3700万円ほどの貯蓄となります。生活費や期間によって変わりますが、それでも老後の貯蓄には十分な額を確保できるのではないでしょうか。

最後に、保険について。証券を拝見していないため、お聞きした限りでの判断ですが、医療保険や貯蓄性の保険は多い半面、死亡保険が少ないように思います。住宅ローンは保険でカバーできますが、それ以外は遺族年金と貯蓄だけになり、少々心もとないと思います。

貯蓄ができるまで、1000万円程度の掛け捨て保険の加入をお勧めします。

記事内の情報は掲載当時のものです。記事の公開後に予告なく変更されることがあります。

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この記事を書いた人

浦田幸助FP事務所所長。個別相談への対応やセミナー開催など、活動は多岐にわたる。ファイナンシャルプランナー(CFP一級®)、一級ファイナンシャルプランニング技能士。

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