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年内に出産予定、教育費に不安が… 貯蓄額はどのくらいが適切か?【家計簿チェック】

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Q.年内に出産予定、教育費に不安が… 貯蓄額はどのくらいが適切か?

辛口ハイボールさんの家族/宇土市在住

第一子を妊娠中で、年内に出産予定です。子どもは、できればもう一人欲しいと思っています。塾代や大学費用などを十分に用意したいと考えていますが、どれくらいの貯蓄や投資をすればよいか分かりません。漠然とした不安からお金をためていますが、夫から多すぎだと言われます。実際、どのくらいが適切なのでしょうか。

転勤があるため、家を購入する予定はありません。また、生命保険は月額1万円の夫の分だけで、それ以外は貯蓄のための保険にしか入っていません。

A.教育資金の心配は不要 毎月の貯蓄額は適切では

お子さまの教育資金などが不安とのこと。そこで、2人目のお子さまを2年後に授かり、0歳から保育園、小学校は公立、中学・高校を私立、大学を私立理系で自宅外通学と仮定してシミュレーションしてみます。ちなみに中学3年間で450万円、高校3年間で340万円、大学は大学院まで考え、6年間で1650万円としました。塾代など学校外費用も考慮しています。(参考資料:文部科学省「令和3年度子どもの学習費調査」「令和5年度国公私立大学の授業料等の推移」「私立大学等の令和3年度入学者に係る学生納付金等調査結果について」、学生支援機構「令和4年度学生生活調査結果」)。

その結果、第2子が大学院を卒業する時点で、約1億4000万円程度の金融資産を保有できると思います。従って、教育資金の心配はいらないでしょう。

教育資金以外で気になる点を挙げるなら、居住費です。現在は住居手当が出て3・5万円で抑えられていますが、子どもの成長によって居住環境が変われば上昇すると思います。生活費も同様です。しかし、この点については、積み立ての支払準備金で対応できるかと思います。

また保険の加入も少ないですが、こちらも貯蓄で賄うというお考えでしょうか。そうであれば、毎月の貯蓄額は多すぎではないと思います。

記事内の情報は掲載当時のものです。記事の公開後に予告なく変更されることがあります。

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この記事を書いた人

浦田幸助FP事務所所長。個別相談への対応やセミナー開催など、活動は多岐にわたる。ファイナンシャルプランナー(CFP一級®)、一級ファイナンシャルプランニング技能士。

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