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3人目の出産機に家計を見直したい 3人分の教育費はどう賄えばいい?【家計簿チェック】

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Q.3人目の出産機に家計を見直したい 3人分の教育費はどう賄えばいい?

びすこさんの家族/益城町在住

共働きということもあり、これまであまり家計を気にすることなく生活してきました。しかし昨年、3人目の子どもが生まれたのをきっかけに家計を見直したいと思っています。夫婦で育休を取っており、現在は自分が育休中です。復帰は来年の3月を予定していて、その間は収入が減っています。

3人の子どもの教育費が、これからどのくらいかかるか不安です。また、教育資金をためるお勧めの方法があれば教えてください。自宅は持ち家で、住宅ローンはあと32年ほど残っています。

A.教育資金は預金で間に合いそう 老後見据え資産運用にも挑戦を

まずは、現状で将来を予測したキャッシュフローを考えてみます。その場合、お子さまの教育進路は高校まで公立、大学を私立文系と仮定します。すると、第3子大学入学時点で約2500万円の貯蓄があり、特に心配いらないでしょう。従って、お子さまの教育費だけに限定するのであれば、普通預金や短期間の定期預金での準備で間に合うと思います。

しかし、お二人の老後資金を考えるなら、76歳ぐらいで退職金を除けば預貯金の「資産寿命」は尽きる恐れがあります。

そこでまず、現在預貯金のみの金融資産の一部を投資信託などの運用に回してみることを提案します。仮に利回り3%程度で運用できるとして、月2万円の掛け金でも資産寿命を80歳まで伸ばせます。NISAやiDeCoなどを利用して運用すれば節税にもなります。

また、家計簿上、交際費と教養娯楽費が年間90万円に上っています。これをまず、ひと月当たり2万円減額してみませんか。それが実行できれば、資産寿命を85歳まで伸ばせます。あとは退職金次第ですが、老後資金の心配はいらなくなるのではないでしょうか。

もし、これらの節約が難しいということであれば、保険の見直しも検討されるとよいと思います。

記事内の情報は掲載当時のものです。記事の公開後に予告なく変更されることがあります。

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この記事を書いた人

浦田幸助FP事務所所長。個別相談への対応やセミナー開催など、活動は多岐にわたる。ファイナンシャルプランナー(CFP一級®)、一級ファイナンシャルプランニング技能士。

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