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住宅ローンと教育費の両立に不安 どうやりくりしていけばいい?【家計簿チェック】

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Q.住宅ローンと教育費の両立に不安 どうやりくりしていけばいい?

近々住宅を購入する予定で、借入金5000万円、金利0.725%の50年返済で計画しています。今後の金利上昇を考え、毎月の住宅ローン返済額を11万円と見込んでいますが、住宅ローン返済と子どもの教育費の支払いを両立できるのか心配です。

また将来、借り換えや繰り上げ返済を考えていますが、問題ないでしょうか。

一方で、保険について収入保障保険と就業不能保険を勧められています。年間保険料が17万円ほどかかるようですが、入るべきなのかアドバイスをお願いします。

A.まずは毎月の赤字分を見直して 住宅ローンは繰り上げ返済も一考

まずは、予定通りの借り入れ条件で住宅を購入したとしてキャッシュフローを考えてみます。その際、お子さんの教育進路は高校まで公立、大学を私立理系と仮定します。そうすると、53歳時点でいったん貯蓄が尽きてしまうでしょう。

手始めに毎月の赤字の見直しをしましょう。お聞きしたところ食費・日用品費・その他がクレジットカード払いで毎月22万円の支出とのこと。クレジットカードはお金を使った感覚が弱いため、使い過ぎてしまいがちです。そこで、必ず何に使ったか明細を見るようにしましょう。その中で買わなくてもよかったものを見つけ、2万円削ってみませんか。それだけで、貯蓄は84歳まで尽きないと思います。

次に、住宅ローンの見直しですが、現状、低い金利で借りているので、繰り上げ返済するのも一考です。13年の住宅ローン控除期間終了後に、金利が上がっていて、資産運用より繰り上げ返済の方が効果的であれば、実行してもよいでしょう。

保険については、収入保障保険は加入してもよいと思います。共働きで安定した職業ですので、それぞれ60歳まで月5万円程度の保障でよいのではないでしょうか。そうすれば、年間3.6万円程度の保険料で済むと思います。就業不能保険のニーズはそこまで感じません。

記事内の情報は掲載当時のものです。記事の公開後に予告なく変更されることがあります。

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この記事を書いた人

浦田幸助FP事務所所長。個別相談への対応やセミナー開催など、活動は多岐にわたる。ファイナンシャルプランナー(CFP一級®)、一級ファイナンシャルプランニング技能士。

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