【山鹿 美酒紀行】日本酒、ワイン、クラフトビールも！秋の熊本で巡る極上の酒蔵と“推しおつまみ”

豊かな自然と清らかな水に恵まれた熊本・山鹿市は、実は日本酒、ワイン、ウイスキー、クラフトビールと、多種多様な美酒の宝庫です。 行楽の秋、この地の風土が育んだ個性豊かな美酒を巡る旅はいかがでしょうか。

本記事では、各酒蔵のおすすめ商品や見どころはもちろん、地元産の「推しおつまみ」との極上ペアリングも徹底解説。観光地としての山鹿の意外な一面を発見し、あなたの「好き」な一杯に出合える、大人のための山鹿おでかけ情報をお届けします。

飲酒運転は法律で禁じられています。ハンドルキーパーを決めたり、公共交通機関を利用したりして出かけましょう

千代の園酒造

明治29年創業の老舗蔵元で「飲み比べ」を楽しむ

1896（明治29）年創業の千代の園酒造は来年、130周年。豊前街道と菊池川が交わる交通の要地で、米問屋から酒造りを始めた老舗の蔵元です。当時の趣を残す建屋では、料理を引き立てるこだわりの日本酒が造られています。大吟醸や清酒、赤酒のほか、熊本県オリジナルの酒米「華錦」など県産素材を生かした銘柄や、果実入りリキュールまで幅広く手がけています。

2年前、直売所隣に「酒蔵の片隅で 角打ち」がオープンしました。バー代わりに利用したり、旅の途中に杯を傾けたり。蔵元のお酒のほとんどをその場で自由に楽しめます。大吟醸など3種を味わえる「飲み比べセット」（600円〜）も好評。試飲感覚で味を比べ、気に入った1本を直売所で購入するのもおすすめです。

12月からは新酒の販売も始まりますよ！

千代の園酒造

住所	山鹿市山鹿1782
TEL	0968-43-2161
営業時間	直売所8時～17時（土・日曜9時～16時30分） 角打ちは15時〜19時（土曜13時〜19時、日曜13時〜17時）
休業日	直売所は年始のみ、角打ちは月・水曜、ほか不定休あり （Instagramで告知）
駐車場	あり