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イベント情報

熊本県菊陽町|麹のテーマパーク『日々麹舎(ひびこうじや)』オープン!

こんにちは!好きな味噌汁の具は「タケノコ」「玉ねぎと卵」のすぱいし~ず・尚です。

ちょっと前に味噌作りを体験して以来、ちょっと味噌選びにこだわるようになった私。

菊陽町にある味噌・醤油醸造会社「やまうち本店」が4月26日に新施設をオープン!オープン前日に行われた内覧会に潜入してきました。

「し~ずのいいね!」では、すぱいすライター「すぱいし~ず」が、気になるショップやグッズなどを紹介しています。

目次

食べて、体験して、買って楽しむ “麹のテーマパーク”がオープン

創業273年の老舗味噌・醤油醸造会社の「やまうち本店」が、4月26日に工場敷地内にオープンしたのが「日々麹舎」

“麹”を体感することで、味噌や醤油など、当たり前のようにある日本特有の伝統食品を見直してほしい」という思いでオープンされたそう。

醸造をテーマにした、物販や食事、体験などを楽しめる施設です。

趣のある店舗は、創業の地・中央区新町にあった建物を移設し、耐震補強工事を施したもの。その長い歴史を実感できます。

1階は販売コーナー。味噌や醤油などがズラッと並んでいます。

2階にイートインコーナーがあります。

豊富に販売されている商品の中から、「日々麴舎」限定商品に注目しました!

ここでしか買えない味噌に注目!

まず「まぼろしの味噌生」3種。

加熱処理を加えていない「生味噌」を買えるんです!(通常流通している味噌はほとんどが加熱処理済み)

生だからこその香り、滑らかさ、甘み、深い味わいを楽しめます。

麹が働き続けるため発酵も進みますが、スタッフさんに聞くと冷凍保存がおすすめとのこと。味噌は凍らないそうですよ。

味噌玉にして冷凍すると、忙しい朝でもおいしい味噌汁を簡単に食べられるとのことでした。

また、手作り味噌の量り売りも!

100gから買えるので、食べ比べもできます。

若い味噌には葉物、熟成が進んだ味噌には味の濃い食材…など、それぞれの味噌に合う食材も書いてあるので、迷った方はぜひご参考に。

ちなみに、スタッフさんによると、味噌は2、3種類を混ぜて使うのがおすすめだそう。

その時の気分に合わせてブレンドの比率を変えながら、お好みの味に…とのことでした。 これは実践したい!

全部そろえたくなる用途別醤油

醤油も豊富にそろいます。

私が気になったのは「日々麹舎」にしかないという「今日の醤油」

用途別に作られていて、かけ醤油、刺し身醤油、味わい醤油、焼き鳥醤油など、いろいろなシーンで使えます。

開発担当者によると「醤油は香りが命なので、トリュフや燻製など、香りのあるものとかけ合わせるのには、相当苦労しました」とのこと。

アイスやバター風味など珍しいものも!

ベースとなる醤油もパッケージのデザインも、一つ一つ違います。

種類が豊富なので、作るのは大変そうだと思って聞くと、「現場からはブーイングでした…(苦笑)」。

ですよね(笑)。

私はちょっと高級な「トリュフ醤油」を試食させてもらいました。

一口味わっての感想は「お醤油じゃない…」!

トリュフの風味がする、ドレッシングのような味わい。でもドレッシングのような雑味がないのは醤油ならでは。

開発担当者に聞くと、生野菜にかけて食べる想定で作ったものだそうですよ。

とってもおいしかったので、自宅用に購入しました。

その他、甘酒やだし汁、簡単に味噌汁を作れる味噌汁の素などもありましたよ。

試食もあるので、購入前に試せます。

羽釜で炊いた絶品ご飯と自慢の味噌を味わえるだご汁

物販コーナーの一角には、ガラス張りのオープンキッチンが。

羽釜が2つ並んでいて、ご飯を炊く様子を見ることができます。

ここでは、味噌、醤油をはじめ、県産の食材を使ったグルメを堪能できます。

おにぎりは、県産「ヒノヒカリ」と天草の塩、有明海産ののりを使っています。

炊飯に羽釜を使うことで、一粒一粒に平等に熱が入り、ふっくらとしたおいしいご飯に炊き上がるそうですよ。

また、干満差が日本一といわれる有明海で育ったのりは、海水と日光を交互に浴びることで、うまみと香りが凝縮されているのが特長。おにぎりのおいしさを引き立ててくれます。

具材も可能な限り県産や九州産のものを使っています。

だご汁の味噌は生味噌、おにぎりは高菜と肉みそ(あか牛)をチョイス

これらのおにぎりや自慢のだご汁を味わえるのが、「ごちそう定食」1650円。

だご汁は5種類の味噌から、そしておにぎりは2個(330円までのもの)、それぞれ好きなものを選べます。さらに、ジューシーな味噌唐揚げ、ご飯が進む厚焼き玉子と漬け物が付いていますよ。

だご汁はいりこと昆布を一晩漬けた味わい深いだしに、やまうち本店の味噌で味を調えた逸品。季節の野菜やもちもちの生だごがたっぷり入っていて、食べ応え抜群です。

その他、メニューはこちら。

2㎏のくまモンおにぎりも気になります

絶品和スイーツも味わえる

和スイーツにも注目♡

醤油ソフトや味噌ソフトなど、ここならではのラインアップです。

私は「やまうち醤油みたらし団子ソフト」をいただきました!

さっぱりとした醤油ソフトに、甘いたれが合います。もちもちの団子も美味♡

ラインアップはこちら。

甘酒シェイクもありますよ!

体験メニューも充実!より発酵食品に親しみを持てる

「醸造のテーマパーク」とあって、いろいろな体験が可能です。

味噌・醤油工場の見学は毎日、無料で実施しています。創業当時からの伝統の技を、職人さんが丁寧に説明してくれます。

醤油の製造工程の一つ。

普段見ることができない工場の裏側は、意外な発見も多く、大人も子どももワクワクすること間違いなし!

また、月3回程度開催されるのが「手作り味噌教室」(公式サイトから要予約)。

出来立ての麹と煮大豆と塩を使い、味噌作り(2㎏)を体験できます。素手で味噌を混ぜると、麹の力で手がすべすべになるそうですよ。

ちなみに内覧会では、イベント時などに行われる味噌の詰め放題を体験できました。

1分間でカップに盛れるだけ詰め込みます。

よくやり方が分からずオドオドしているうちに時間が過ぎてしまい、約1.5㎏で終了…。

次は3㎏目指します!

まとめ:発酵食品をたっぷり堪能できて、味噌・醤油がもっと身近なものに!

食べて買って体験して、醸造にたっぷり触れた1日でした。

以前、味噌作りを体験した時に味噌に興味を持つようになり、購入時に原材料部のラベルを読むようにはなりましたが、今回さらに味噌や醤油について深く知ることができ、発酵食品っておもしろい♡と感じました。

味噌や醤油の食べ比べはとても楽しく、いろいろな味噌や醤油をそろえてみようと思います。

大人から子どもまで楽しめる施設なので、ぜひ家族で足を運んでみませんか。

日々麹舎(ひびこうじや)

住所熊本県菊池郡菊陽町原水5548
TEL0120・306・014
インスタグラム@hibikoujiya
営業時間9時~17時、店内飲食は10時~16時(OS15時30分)
休業日月曜(最新情報はHPで確認を)
駐車場あり

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この記事を書いた人

お出かけ・お買い物が大好きなアラフォーライター。気になったら即行動の「わさもん」で、休日は用事がなくてもどこかに出かけている。お酒を飲んだり、おいしいものを食べたりするのが大好き♡

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