台湾は麺料理がおいしい！のど越し抜群のワンタン麺を堪能【台北・奇福扁食（チィフゥピェンシィ）】＜SPICE台湾通信＞

2023年6月28日

美食に魅せられて、気付けば10回以上、台湾へ足を運んでいるライター若です。
　
3月下旬、熊本と台北を結ぶチャーター便に乗って、ひとっ飛び。
　
台湾在住の人気コーディネーター・青木由香さんの案内で、台北市内の「おいしい」や「楽しい」を取材してきました。

3泊4日の旅で訪れたお店やスポットを1カ所ずつ紹介していきます（随時更新）。
　
（3泊4日の旅をまとめた記事はこちら）

ずっとすすっていたいほどやみつきに…、ワンタン専門店「奇福扁食」の麺料理

台湾は麺料理がおいしい。

ワンタン専門店「奇福扁食」（チィフゥピェンシィ）もそう思わせてくれた店の一つです。

小籠包で有名な鼎泰豊（ディンダイフォン）本店（信義店）近くにあり、この一帯を「永康街」（ヨンガンジエ）エリアといいます。

人気グルメが集まるスポットで、路地裏に入ればカフェや雑貨店などもあり、食事後はこの周辺を散策するのもオススメです。

店内はクーラーが効いていて清潔感のある空間。そして日本語メニューもあるのがうれしいところ。

混み合う時間帯をずらして取材にうかがいましたが、持ち帰りや店内で食べる地元の人たちで店はにぎわっていました。

ワンタン入りの麺料理は、汁あり、汁なしから選べますが、いつも迷うほど、どちらも捨てがたい。
　
店内で皮から手作りしているワンタンは、豚肉やエビ、ホタテ、海鮮の4種類。

私は食べたことがないのですが、台湾コーディネーターの青木由香さんによると、麺料理以外にも、ゆで野菜や肉そぼろがのったご飯など、何を頼んでもおいしいそうです。

注文したのは、豚ワンタンそぼろ麺（汁なし・75元）とエビワンタンスープ麺（90元）。

まずはエビワンタンスープ麺からいただきましょう。

澄んだ黄金色のスープに期待が膨らみます。

実際に口に運んでみると、あっさりした味の中にもうま味がほのかにあり、奥深い味わい。小口切りされたセロリもいいアクセントになっています。

何といってもツルツルのど越しのいい麺は、「ずっとすすっていたい」ほどやみつきに。

エビが一匹入っているというワンタンもプリップリ。

ワンタンの持ち帰り客が多いというのもうなずけます。

汁なしの豚ワンタンそぼろ麺も、汁ありよりもしっかりとした味付けながら、さっぱりした優しい味わい。

スタッフさんのビビッドなカラーの制服も見ているだけで元気になります。

旅行中、あっさりとした味わいが恋しくなったら、ぜひこちらに立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

住所	台北市中正區信義路二段243巷2號
営業時間	10時30分～14時30分、16時30分～20時
備考	※新型コロナウイルスの影響で、営業時間などの情報は変更している場合もあります。ご了承ください