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この味が恋しくて、また台湾に行きたくなる…。野菜使いがキラリと光る雲南料理店【台北・人和園雲南菜】<SPICE台湾通信>

美食に魅せられて、気付けば10回以上、台湾へ足を運んでいるライター若です。
 
3月下旬、熊本と台北を結ぶチャーター便に乗って、ひとっ飛び。
 
台湾在住の人気コーディネーター・青木由香さんの案内で、台北市内の「おいしい」や「楽しい」を取材してきました。

3泊4日の旅で訪れたお店やスポットを1カ所ずつ紹介していきます(随時更新)。
 
(3泊4日の旅をまとめた記事はこちら)

「台北はやっぱり都会だよね~」と熊本から足を運んだ私はそう思う。
 
いろいろな国の飲食店が点在することは、そう感じる要因の一つ。

目次

中国は雲南の料理が楽しめるレストラン「人和園雲南菜(レンフーユエンユンナンツァイ)」

人和園

今回リポートするのは、中国は雲南の料理が楽しめるレストラン「人和園雲南菜(レンフーユエンユンナンツァイ)」。

雑誌やガイド本などでもよく紹介されているので、ご存じの方も多いのではないでしょうか。

雲南から台湾にやって来たファミリーが開いたレストラン。コロナ以前は年に数回、店主らで雲南に帰り、そのたびに新しいメニューを1~2品を加えてきたそう。
 
コロナ禍に移転オープンした後も、連日多くの客でにぎわう人気店です。

名物!これだけを食べに行きたくなる絶品豆スープ

人和園の豆スープ
人和園の豆スープ

名物は、こちらの豆スープ「雞油豌豆」(ジーヨウワンドウ・1人前118元)。
 
ぜいたくにも具は一つ一つ選別されたスナップエンドウの豆のみ。
 
手間暇がかかるだけに、コロナ禍は一時メニューから消えていたようですが、取材時は復活していました。

鶏ベースの優しい味わいのスープと口の中で弾けるプチプチとした豆の食感がたまりません。
 
これだけを食べに台湾へ出かけたくなるほど、吸引力のある料理だと思っています。
 

野菜本来の魅力を引き出すシンプルな味付けの料理の数々

台湾料理は優しい味わいですが、脂っこい料理が苦手な人にとっては少し重たく感じる場面もあるかもしれません。
 
しかし、こちらの雲南料理店は、脂っこい料理が少なく、野菜本来の魅力を引き出すシンプルな味付けが特徴的。

“食い倒れ旅”で疲れた胃を癒やてくれるような優しい味わいです。

仁和園の野菜メニュー

この日はピリリとした山椒が香り高いワラビの前菜(288元)や、すっきりとした酸味にパクチーの香りが食欲をそそる雲南カブとトマトの前菜(288元)、お酒が進むエリンギ炒め(288元)などを味わいました。

人和園えりんぎ

中でも、エリンギ炒めはビールのあてにぴったり。 

干したエリンギを一つ一つ裂いて、じっくり炒め揚げ、甘じょっぱく味付けされています。

外側はカリッ、中はいい具合にしっとり。 

噛めば噛むほど、エリンギのうま味が口いっぱいに広がります。
 
他にも野菜のおいしさを改めて再確認できるような、料理の数々をいただきました。

人和園じゃが

白コショウのスパイスがいいアクセントになっているジャガイモの千切り揚げ(228元)

人和園まき

ポルチーニをいただけるヤマドリダケ巻き餅(250元)

人和園炊き込みごはん
人和園らっきょう

ジャガイモの五目炊き込みご飯(小350元)には、らっきょうとひき肉のピリ辛炒め(308元)をのせて食べてもおいしい。

人和園チーズ揚げ

雲南特製チーズ揚げ(50元)も台湾ビールのお供にぜひ。こちらも白コショウがいいアクセントになっています。

日本人に優しいお店。予約してから行くのがおすすめです

日本語を話せる店員さんがいて、日本語メニューもあるので、旅行者にとって安心感のあるお店。人気店なので、行く際は予約がオススメです。旅行の後半に狙いを定め、ホテルのフロントで予約をしてもらってはいかがでしょうか。

人和園メニュー3
人和園メニュー2
店舗情報

人和園雲南菜(レンフーユエンユンナンツァイ)

住所台北市中山區中山北路二段112號2樓
営業時間11時30分~14時、17時30分~21時
備考※新型コロナウイルスの影響で、営業時間などの情報は変更している場合もあります。ご了承ください

記事内の情報は掲載当時のものです。記事の公開後に予告なく変更されることがあります。

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この記事を書いた人

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