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将来、セミリタイアを希望 いつをめどに、どう備えればいい?【家計簿チェック】

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Q.将来、セミリタイアを希望 いつをめどに、どう備えればいい?

ふまたんぱぱさんの家族/熊本市在住

来年の春、2人目の子どもが生まれます。子どもは3人欲しいと思っており、それぞれ希望の進路に進んでもらいたいため、その費用は準備するつもりです。

将来、セミリタイヤを希望しています。何歳ぐらいをめどに考えておけばよいでしょうか。また、セミリタイヤのために、NISA口座を使って積極的に投資を行っていますが、この方法でよいでしょうか。

保険は私のみ医療保険に入っています。妻の現在の収入は、出産などで今後減少する可能性があります。

A.教育費が落ち着く50歳で判断を 運用率上げ、貯蓄残高を確保して

まずはキャッシュフローを考えてみます。仮に第3子を令和9年に授かり、子どもが3人とも私立大学の理系学部に進学するとします。また、資産運用は運用率1%とし、その他の支出は物価上昇なども考慮します。以上の条件だと、50歳で2300万円程度の貯蓄残高になるでしょう。

セミリタイヤの時期ですが、子どもの教育費が落ち着く50歳を目標にしてはいかがでしょうか。しかし、51歳から収入を半分に減らすと、71歳時点で貯蓄が尽きてしまいます。そこで家計の見直しが必要ですが、家計簿を拝見する限り、削減する項目はほとんどありません。仮に運用率を3%に上げてみると、100歳で3500万円以上の貯蓄残高を期待できます。しかし、運用率は確実ではありませんし、奥さまの収入が減ると家計も厳しくなると思われます。

目安として、50歳になった段階で3900万円の貯蓄残高を確保できていない場合は、セミリタイヤの時期を遅らせるという方法はいかがでしょうか。

また、死亡保険はお持ちでないとのことですが、子どもが小さい時ほど親の死亡リスクが大きいです。最低2千万円、奥さまも1千万円程度の死亡保険を用意されてはいかがでしょうか。いずれ子どもが成長したり、貯蓄が増えたりすれば、減額されてよいと思います。

記事内の情報は掲載当時のものです。記事の公開後に予告なく変更されることがあります。

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この記事を書いた人

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