【ハーブ活】寒い季節をおいしく乗り切る! 冬のハーブ活用術
厳しい寒さに疲れを感じているみなさん。ハーブを使った料理や飲み物はいかがですか。ハーブには心身に有効とされる成分が含まれ、風邪予防や免疫力向上が期待できるそうですよ。暮らしに役立つ活用術もご紹介します。
ハーブで楽しむ DRINK & FOOD
ハーブとは、「薬草」や「香草」と訳される香りのある植物の総称です。
それぞれの作用や料理との相性を知り、暮らしに取り入れてみましょう。
料理やお茶に取りやすいハーブをピックアップ。
それぞれの特徴を知って活用しましょう。
庭やベランダでも育てやすいので、栽培にチャレンジしてみては。
抗菌・抗ウイルス
- ローズマリー
- セージ
- タイム
- オレガノ
- レモンバーム
- ラベンダー
血行促進
- ローズマリー
- カモミール
- レモンバーム
鎮静
- ラベンダー
- カモミール
- ミント
ハーブの力を味方に 美容や健康に 植物化学成分フィトケミカルの力を知る
「ハーブは医薬品と比べて、心身に穏やかに作用するのが特徴。初心者でも扱いやすいところが魅力です」と、熊本保健科学大学の原田なをみ教授。ハーブに含まれるポリフェノールやカロテノイドといった植物化学成分フィトケミカルには、①細菌やウイルスの繁殖を抑える②免疫機能を高める③細胞の老化を抑える④神経系を鎮めてリラックスさせる―など心身に有効とされる多くの作用があるそうです。日々の料理や飲み物で小まめに取り入れて、ハーブの力を味方につけましょう。
ISA認定メディカルアロマセラピスト
レシピを教えてくれたのは
今回、使用したハーブは、スーパーなどで購入できるフレッシュハーブですが、ドライハーブでも代用できます。ドライタイプの場合は分量を半分にすればOKです。
FOOD
(1)豚肉とピーマンのハーブみそ炒め
みそやしょうゆといった発酵調味料はハーブと好相性! このほか、ぶり大根にタイム、浅漬けにディルなど、和食にハーブを足すことで奥行きのある味に仕上がります。
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(2)サーモンのハーブ焼き
皮目をさっと焼いたサーモンの上に、ハーブとオリーブオイルでマリネしたトマトをのせてオーブンで焼くだけ! 魚料理にはオレガノやタイムのほか、ディル、フェンネルといったハーブを使うとワンランク上の味わいになります。
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DRINK
(1)カモミールミルク
カモミールのリンゴのような甘さとフローラルな香りが特徴的。リラックス効果の高いカモミールティー入りのミルクは、就寝前にほっと一息つきたい時にお勧めです。
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(2)ハーブレモネード
抗酸化作用があるレモンとローズマリーで作るレモネードは、風邪予防や疲労回復に取り入れて。体を温めたい時はホット、シャキッと気分転換したい時は炭酸割りなど、いろいろなバリエーションを楽しみましょう。
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(3)チョコミントのパウンドケーキ
ミントの清涼感とチョコの甘さがベストマッチ。材料を順番に混ぜるだけで簡単に作れるスイーツです。スーッとさわやかなミントの香りに、調理中にも癒やされるはず。
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余ったハーブを有効活用!ハーブのリメーク術
家にあるハーブティーや庭に茂るハーブを活用してアロマグッズを作ってみませんか。原田なをみ教授直伝のリメーク術を紹介します。
消臭・抗菌作用も!ローズマリーのプチリース
10cmの長さに枝切りしたローズマリーを20本ほど用意し、直径15cmのリース土台にワイヤで固定しながら巻き付ければ完成。靴箱やクローゼットに設置して。土台とワイヤは100円ショップなどで手に入ります。
体の芯から温まるミネラル豊富なバスソルト
天然塩(30g)に添加物不使用のハーブティー(3g)を混ぜると1回分のバスソルトができます。天然塩に含まれるミネラルには発汗作用があり、体が芯から温まります。お茶パックに入れて湯船で使ってみて。
アロマの香りと発泡パワーが◎ 癒やしのバスボム
重曹(50g)、クエン酸(25g)、自然塩(15g)、ティーバッグ1袋分の茶葉(ハーブ)を混ぜ、好みのアロマオイル(10滴)と、握って固まるくらいの分量の水を加えます。好みの型に入れて丸1日ほど乾燥させて出来上がり。