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学生、パート・アルバイト、個人事業主など まとめ払いの期間に応じて保険料を割引【知りたい!お金の話】

知りたい!お金の話 今回教えてくれるのは「浦田幸助さん」

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【今回のスタディー】国民年金の前払い

学生やパート・アルバイト、個人事業主の方などは、自身で国民年金を納付する必要がありますが、その保険料を最大2年まで前払いできることをご存じでしょうか。これを国民年金保険料の前納制度といいます。まとめて前納した場合、その期間に応じて保険料が割引されます。

最大で約1カ月分お得に

前納によって割り引かれる金額は「6カ月分」「12カ月分」「24カ月分」でそれぞれ異なり、現金納付か口座振替かでも違ってきます。結果的に、保険料が最大で約1カ月分お得になることもあります。

毎月払いをした場合の納付額は、令和5年度は1万6520円、同6年度は1万6980円となりますが、令和5年度から6年度の国民年金を前納すると、具体的な割引額は下の表のようになります。

現金で納付した場合、最大で1万4830円、口座振替なら「口座振替割引」が適用されるためさらに安くなり、最大で1万6100円の割引を受けることができます。

クレジットカード払いもOK

保険料はクレジットカードで払うこともできます。割引率は現金納付と変わりませんが、クレジットカードのポイント還元を含めて考えると、口座振替よりもお得になるケースがあります。自分が使っているクレジットカードのポイント還元率を計算してみるとよいでしょう。

ただし、クレジットカードの種類によっては国民年金保険料がポイントの対象外となる場合もあるため注意が必要です。

すぐに余裕がない人には… 口座振替の早割がお勧め

国民年金の前払いをするには、まとまったお金を用意する必要があります。しかし、すぐには余裕がないという人で割引制度を使いたい場合、口座振替の早割がお勧めです。

早割は納付期限より1カ月早く口座振替で納める方法です。最初の月に2カ月分引き落とされ、次の月からは1カ月に1回、当月末に引き落としとなります。毎月の保険料が50円割り引かれるため、令和5年度は1万6470円になり、年間で600円お得になります。

手続き方法について詳しくは、日本年金機構のホームページで確認してください。

記事内の情報は掲載当時のものです。記事の公開後に予告なく変更されることがあります。

知りたい!お金の話 今回教えてくれるのは「浦田幸助さん」

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この記事を書いた人

浦田幸助FP事務所所長。個別相談への対応やセミナー開催など、活動は多岐にわたる。ファイナンシャルプランナー(CFP一級®)、一級ファイナンシャルプランニング技能士。

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