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病気で仕事を退職し夫婦ともに無職に 今ある貯蓄で無理なく生活するには?【家計簿チェック】

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“お金のプロ”がズバリ!家計簿チェック

病気で仕事を退職し夫婦ともに無職に 今ある貯蓄で無理なく生活するには?

Q. 病気で仕事を退職し夫婦ともに無職に今ある貯蓄で無理なく生活するには?

私が昨年、病気を発症して仕事を退職しました。その関連で夫も仕事を辞め、現在2人とも無職です。家は現在、私の親と2世帯住宅に住んでいますが、ここから離れるために賃貸住宅または中古住宅を探しています。

これまで自分たちの老後のためにと、個人年金保険を含む約2200万円の貯蓄をしてきました。病気もあるため、今後は厳しい節約生活ではなく、夫婦2人と飼い猫3匹とゆったり生活したいと考えています。そのためには、どのくらいの収入で働けばよいでしょうか。

A. ご主人は掛け捨て保険の検討を投資信託での運用もおすすめ

まずは、現状の収入・支出でキャッシュフローを作成してみると、4年後には貯蓄が底を突きます。そこでまず、支出はそのままで収入だけ増やした場合、いくら収入があればよいか考えてみます。仮に、2年後からそれぞれ手取りで月々、夫20万円、妻10万円で65歳まで働くとした場合、90歳ぐらいまで貯蓄が尽きることはないでしょう。

しかし、居住費が今後も5万円で抑えられるかどうか分かりません。仮に7万円で計算してみます。保険については、奥さまは新しい保険に入りにくいため見直す部分は少ないですが、ご主人の保険は見直しの余地があると思います。

まず、医療保険は貯蓄性のない掛け捨ての保険にすれば、月1000円ほど保険料を下げられると思います。また、変額保険もお持ちのようですね。これは運用を目的とされているようなので良いですが、現状、死亡保障のニーズはそこまでないのではないでしょうか。であれば、その保険料に当たる毎月1万円で、そのまま投資信託を購入した方が、効率が良いと思います。さらに、NISA口座を使えば、非課税で利益を得ることができます。以上の部分を見直して、運用はNISA口座で2%の運用が可能としてシミュレーションしてみます。そうすると、65歳で2150万円の貯蓄が可能だと思います。

記事内の情報は掲載当時のものです。記事の公開後に予告なく変更されることがあります。

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この記事を書いた人

浦田幸助FP事務所所長。個別相談への対応やセミナー開催など、活動は多岐にわたる。ファイナンシャルプランナー(CFP一級®)、一級ファイナンシャルプランニング技能士。

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