地球温暖化防止につながるプチアクション 省エネの”たね”を見つけよう【子育てラボ】
目次
VOL.487[知る・学ぶ]
夏の厳しい暑さや冬の降雪量の減少など、気温上昇を肌で感じることが多くなってきました。地球の未来を守るため、親子で気軽に始められる地球温暖化対策について県の環境立県推進課に教えてもらいました。
地球温暖化が進むとどうなるの?
気温の高い日が増え、豪雨の発生数の増加や強い台風の割合が多くなります。また、農作物が気候に適さなくなり、栽培できなくなるかもしれません。実際、この100年で熊本県は気温が1.7度上昇しています。このまま対策をしないと21世紀末には約4度の上昇が予測されています。
21世紀末になると
20世紀末に比べて
↓
真夏日 57日 増加
猛暑日 27日 増加
と予測されている
家庭でできることから始めよう!
二酸化炭素(CO2)の排出量を減らすことが地球温暖化を止める一番のポイントです。家庭では、照明・家電製品、自動車などの使用に伴いCO2が排出されています。下で示した身近にある省エネの“たね”を実践し、地球温暖化防止につなげましょう。
身近にある省エネのたね
すぐに取り組める6つの対策を紹介します。できたものから□にチェックを入れ、親子で習慣付けましょう。
□ 使わない照明・家電製品は、小まめに消す
□ 歯磨きや洗顔などの時、水を出しっ放しにしない
□ 近距離の場合は徒歩や自転車で移動する
□ マイボトルやマイバッグを利用する
□ バスや電車など公共交通機関を利用する
□ ごみの分別を徹底する
もっとCO2を削減するには
2050年の県内CO2排出実質ゼロに向けて、県が作成した「くまもとゼロカーボン行動ブック」を参考に、もっと家庭でできることを探してみましょう。ガチャピン、ムック、くまモンが、36の行動とCO2削減効果を分かりやすく紹介しています。