運動がうまくなるシリーズ(2) 初めての縄跳び 上達法【子育てラボ】
目次
[VOL.493]知る・学ぶ
縄跳びは「両足ジャンプ」と「縄回し」を同時に行うことが必要です。上達するコツを熊本県スポーツ振興事業団・ミズノグループの宮田直樹さんに聞きました。
なぜ跳べない?
縄跳びが続かないのには、以下のような理由が考えられます。
1つずつクリアしていくと上手に跳べるようになります。
Check(1)縄の長さが合っていない
縄が長過ぎると回しづらく、短過ぎると引っかかりやすくなります。
改善法
縄の長さの目安は「片足で縄を踏んで引っ張った時、持ち手の部分がおへその高さ」です。周りの大人が確かめて調整しましょう。
Check(2)ジャンプの着地が「ベタ足」に
着地した時に足の裏全体が地面につく「ベタ足」は、連続して飛びづらくなります。
練習法
縄を地面に伸ばして置き、縄の前・後、もしくは左・右で交互にかかとを上げてジャンプします。つま先でリズムよくジャンプできるように繰り返すのがポイント。
Check(3)脇が開いている
縄を回す時に脇が開いていると、縄が張って跳びづらくなります。
練習法
脇を広げず、縄を手首で回す練習を。半分に折った縄の持ち手を片手で持ち、腰の横で回して感覚をつかみます。できたら、もう片方の手でも回してみましょう。
Check(4)タイミングが合っていない
縄が体の後ろや上にある時にジャンプしていることが原因です。
練習法
縄が目の前に来てからジャンプするイメージをつくります。両手に縄を持ち、縄を回してまたぐことを繰り返し、歩き回ってみましょう。
教えてくれたのは
熊本県スポーツ振興 事業団ミズノグループ
宮田直樹さん
まずは正しい姿勢で1回跳ぶことから。縄跳びのコツを覚えて、楽しく練習してください。