かつてのエースも技を磨いた 監督直々の「大木塾」で特訓中【ロアッソ熊本通信】

開幕から約1カ月半。ロアッソ熊本はなかなか波に乗れていませんが、浮上するのはこれから。チームに勢いをつけるには若い選手らの成長も欠かせません。
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かけろ赤馬
ロアッソは札幌を迎えたホーム初戦を3─0で勝ったものの、第3節の大宮戦、第5節の山形戦と、ホームで連敗中。今週末は、札幌と同じくJ1から降格となった鳥栖を迎えての九州ダービーに臨みます。
勢いに乗れていないチームの中で存在感を示しているのが、筑波大から今年加入したFW半代将都選手です。大津高時代から際立っていたゴール前の勝負強さはプロでも生かされ、山形戦では左からのクロスボールに飛び込み、自身の今季2点目を決めました。
この試合での得点とは異なる形ですが、数週間前の全体トレーニングの後、大木武監督とシュート練習に取り組む姿がありました。
「斜め45度でボールを受けた時に強いシュートを打てるよう、『型をつくれ』と言われ、その練習をやりました」と半代選手。思い返せば2022年シーズンに14ゴールでリーグの得点ランキング3位となった髙橋利樹選手(現浦和)や、土信田悠生選手(現金沢)も、「大木塾」でシュート技術を磨いたものです。
点を取れるFWの存在は、チームが浮上するのに不可欠。半代選手のさらなる成長に期待です。
(T)
インフォメーション
- 第7節 3月30日(日) 13:00 vs 鳥栖(えがお健康スタジアム)
- 第8節 4月6日(日) 13:00 vs 富山(えがお健康スタジアム)
- 第9節 4月13日(日) 15:00 vs 磐田(ヤマハスタジアム)
- 第10節 4月20日(日) 13:00 vs 仙台(えがお健康スタジアム)