熊本の町並みからインスピレーションが 自身の体験や喜びを音楽に【すてきびと】

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作曲家 鎌田 優紀子さん


1987年宮崎県生まれ。活水女子大学音楽学部卒業後、中高一貫校の音楽教師に。2010年に結婚。14年、退職後、作曲家に。企業PVやテレビCMなどの作曲を手掛け、昨年は熊本市政令指定都市10周年記念や県立劇場40周年記念などのプロモーション映像の音楽制作を担当。熊本市で夫と2人の子どもと暮らす。
子育てをしながら、作曲家として、企業や団体のプロモーション映像などの音楽制作をしています。
大学で作曲を学び、自身の体験や喜びを音で表現する楽しさを知ったと話す鎌田さん。卒業後は音楽教師になるも、体調を崩したことがきっかけで26歳の時に退職。「人生について改めて考え、好きだった作曲活動に専念したいと思うようになりました」。曲を作り、音楽配信サイトにアップロードすると、さまざまな企業から作曲の依頼が舞い込むようになりました。
ピアノで作曲をし、パソコンを使ってさまざまな楽器の音源を重ねて制作をする鎌田さん。熊本の町を散歩していると、曲調やテーマが頭に浮かんでくるのだそうです。お気に入りの場所は江津湖で、「緑と水、鳥のさえずり、子どものはしゃぐ声などからインスピレーションが湧くことが多いですね」
子育てと仕事を両立しながら作曲活動に取り組む毎日ですが「子育ては、小さな喜びがいっぱい。これからも熊本、九州を拠点に自分らしい音楽を発信していきたい」と話します。


Information
鎌田さんの活動についてはHPから。
http://yukikokamata.com