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小学生の頃から鳥の魅力に夢中 将来は研究職を目指す【すてきびと】

原田 英祐さん
原田 英祐さん

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日本野鳥の会熊本県支部学生会員
原田 英祐さん

原田 英祐さん 2006年、熊本市生まれ。10歳で日本野鳥の会熊本県支部の学生会員となる。現在、第二高校理数科3年生で、生物部での活動の傍ら、月に1度の定例探鳥会や県内各地で行われる観察会などに参加している。
原田 英祐さん
2006年、熊本市生まれ。10歳で日本野鳥の会熊本県支部の学生会員となる。現在、第二高校理数科3年生で、生物部での活動の傍ら、月に1度の定例探鳥会や県内各地で行われる観察会などに参加している。

「野生生物の中で一番観察しやすいのが、実は鳥だと思うんです」とにこやかに話すのは、高校3年生の原田英祐さん。季節によって多くの種類が見られる鳥は、毎年同じような場所に戻ることが多く、観察しやすいそう。「東南アジアで越冬後、日本で繁殖するアオバズクは、神社の御神木のうろなどで見ることができる」と例を挙げて説明してくれました。

幼い頃から生き物全般が好きだった原田さんは、小学2年生の時に参加した公民館での野鳥観察講座をきっかけに鳥に興味を持ち始め、10歳で日本野鳥の会に入会しました。「野鳥観察は珍しい種類の鳥を見つけた時に大きな達成感を得られる」ところが魅力。スマホには、自ら撮影した野鳥の写真がたくさん保存されています。

人間のエネルギー政策のために野鳥の生息環境が脅かされている現状に触れ、「観察はその鳥の生息に適した環境があるからこそ可能。鳥を守ることは、環境を守ることにもつながる」と訴えます。将来の目標は研究職。受験勉強の合間に運動を兼ねた野鳥観察で気分転換をしながら、夢の実現を目指します。

珍しい種類の野鳥を逃さないよう、双眼鏡と高倍率のズームレンズを備えたカメラを持ち歩きます
珍しい種類の野鳥を逃さないよう、双眼鏡と高倍率のズームレンズを備えたカメラを持ち歩きます

Information

日本野鳥の会熊本県支部の情報や活動の様子、探鳥会の記録などは、ホームページで公開されています。
https://torikuma.com/

記事内の情報は掲載当時のものです。記事の公開後に予告なく変更されることがあります。

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