人生で一番大切な仕事、それは【つんどく よんどく】

ビル・パーキンス著 児島修訳
ダイヤモンド社 四六判 1870円
目次
DIE WITH ZERO ダイ ウィズ ゼロ
本当に幸福なのはアリ?それともキリギリス?
有名なイソップ寓話(ぐうわ)の大きな疑問だ。キリギリスの末路は誰もが知っている。ではアリはどうなったのか、は実は描かれていない。一生を奴隷のように働いて死んでいったのか、楽しいひとときを過ごすことができたのか。
その回答こそが、本書のテーマである。
私たちは生きるために働かなければならない。と同時に、ただ生きる以上の何かを成したいとも願っている。アリとキリギリスの、いいとこ取りである。
真の豊かさとは何か。本書は、人生の価値を考える契機になるだろう。まず休日の過ごし方が変わる。大切な人と旅に出たくなる。
「人生で一番大切な仕事は〇〇〇作り」という著者の結論に、あなたは共感するだろうか。私はとても共感した。でもいまわの際に「自分の財産がもうゼロ」と知ったら、怖くて死に切れない、そんな気もする。
今回の担当は
最近心に響いた言葉は「食べ過ぎはぜい肉に課金する行為だ」です。腹八分目を死守 !

