MENU

マイホームの購入を検討しているが… 家計の改善点についてアドバイスを【家計簿チェック】

目次

“お金のプロ”がズバリ!家計簿チェック

マイホームの購入を検討しているが… 家計の改善点についてアドバイスを

Q. マイホームの購入を検討しているが… 家計の改善点についてアドバイスを

マイホームの購入を検討中です。現在の家計状況でどのくらいの家を購入できますか。住宅ローンを組む場合は固定金利で、と考えています。

私は今、仕事をしていませんが、子どもが小さいうちは夫の扶養の範囲内で働き、第2子が小学校に入学したら時間を増やそうと思います。

生命保険は最近見直したものの、まだ高いような気がします。その他、家計の改善ができるところがあれば、ご指摘いただきたいです。

年間の教養娯楽費(20万円)には、実家への帰省費などが含まれています。

A. 今のままでは家計がマイナスに 考えられる改善方法は3つ

マイホームの購入を検討されているのですね。早速ですが、3700万円の住宅を購入し、全額をローンで賄い、金利は固定1.5%でシミュレーションしてみました。まねきねこさんは、第2子が小学校に入るまで月額8.5万円、その後(39歳から)60歳まで10.8万円で働くと仮定します。以上の条件だと、51歳の段階で貯蓄が底を突き54歳までマイナスが続きます。その後はプラスに転じ、65歳以降は退職金を合わせて3000万円程度の資金を確保できると思います。このマイナスの時期は第2子が大学在学中に該当します。

そこで、家計の改善方法は3つ考えられます。(1)住宅取得費用を下げる(2)まねきねこさんの収入を上げる(3)支出を見直す。(1)の方法は、立地や住宅の質に関わってくるため、ご意向によると思いますが、住宅ローンの金利を低く抑えることができれば、改善できると思います。

(2)はまねきねこさん次第ですが、39歳以降12.5万円で働くとすると改善できます。

(3)の支出の見直しについて、お持ちの終身保険の見直しはいかがでしょうか。この保険は貯蓄用ですので、余裕のある老後の資産よりも教育費に充ててはどうかと思います。こちらを解約して、2000円程度の掛け捨ての保険で死亡保障を賄えば、貯蓄のマイナスを解消できます。

記事内の情報は掲載当時のものです。記事の公開後に予告なく変更されることがあります。

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!

「家計簿チェック」の相談者を募集中!

専用フォームの必須事項にあなたの家計を入力するだけ。
講師に相談して、家計を見直してみませんか。採用分には商品券3000円進呈。

この記事を書いた人

浦田幸助FP事務所所長。個別相談への対応やセミナー開催など、活動は多岐にわたる。ファイナンシャルプランナー(CFP一級®)、一級ファイナンシャルプランニング技能士。

目次