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就職したばかりで金融知識に不安 将来に向けた資産形成について助言を【家計簿チェック】

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Q.就職したばかりで金融知識に不安 将来に向けた資産形成について助言を

りんりんさん(22)・公務員/菊陽町在住

この春社会人になりました。公務員ですので、比較的安定した収入で、金額も今後伸びていけば、ある程度家計に余裕が出てくるかもしれません。ただ現状では、お金に関する知識が十分でないため、この機会に収支を明らかにし、将来に向けた資産形成をしていきたいです。

保険は現在、両親が加入しているものがありますが、職場で薦められているものがあり迷っています。また当面の目標として、25歳までに一人暮らしをしたいと思っています。実現に向けてアドバイスをお願いします。

A.交際費を見直し、貯蓄へ 保険より資産運用に注力を

ご就職おめでとうございます。お金のことを考えるには良いタイミングですね。早速、家計を確認したいと思います。

まず、収入の中から先に財形貯蓄とNISAの3万円を確保していることは素晴らしいです。

そして、保険について。結論から申し上げると、必要性をあまり感じません。まず死亡保障のニーズはなく、医療保障も公的医療保険で十分なため優先度は低いです。結婚や出産などを意識されてからでも遅くはないでしょう。それよりも、今は資産形成に力を入れた方がよいと考えます。

また、一部でよいので、ある程度リスクのある商品で運用してはいかがでしょうか。失敗しても年齢的に取り返せますので、今のうちに経験を積んでおくとよいと思います。

次に一人暮らしの実現に向けて、気になるのは交際費です。現状は実家暮らしということで、生活費関連を抑えられていると思いますが、一人暮らしをされるのでしたら、家賃・光熱費を捻出する必要があります。実家暮らしのままなら、ボーナス分で25歳までに350万円ほど貯蓄できると思いますが、一人暮らしを始めると貯蓄はほとんど増えなくなります。そこで、現状の交際費から、資産形成のために1万円、さらに将来の自分への投資として1万円を拠出して将来に備えるのはいかがでしょうか。

記事内の情報は掲載当時のものです。記事の公開後に予告なく変更されることがあります。

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この記事を書いた人

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