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再婚し家計はプラスになったものの… 子どもを授かり、今後のやりくりが不安【家計簿チェック】

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Q.再婚し家計はプラスになったものの… 子どもを授かり、今後のやりくりが不安

ハッシーさんの家族/熊本市在住

これまで、2人の子ども(県外公立大1年と県内公立高1年)のいるシングルマザーとして生活してきましたが、最近再婚し、家計に大きな変化がありました。まずは、夫と同居することで住居費や水道光熱費がかからなくなり、その分を第1子の生活費に充てられるようになりました。また、夫が第1子の学費を支援してくれるため、第2子の進学のための貯蓄もできるようになりました。

一方で、子どもを授かり、これから産休や育休を取るとなると、子どもたちの生活費や学費を賄えるのか心配です。

A.貯蓄はなくならない見込み 夫婦でしっかり将来設計を

ハッシーさんのご希望により、夫の収入を含めない形でキャッシュフローを考えてみましょう。まず、お子さんが来年2月に生まれるとのことで、来年は、産休・育休で収入を現在の66%程度にします。その後は、諸事情により転職されるそうですので、収入を現在の半分ほどに設定して計算します。また、第2子は高校卒業後、就職を希望と伺っていますので、その後の第2子の生活費は省くことにします。

その結果、第1子が大学を卒業するまでに500万円程度の貯蓄の減少は覚悟する必要があると思います。それでも貯蓄はなくならない見込みですが、あとは、夫にどの程度支援してもらうか次第でしょう。その後60歳ぐらいまでは、1000万円程度の貯蓄は維持できるのではないでしょうか。

さて、現状の家計簿で気になる部分を挙げるとすれば、死亡保障が3000万円という点です。第2子のご年齢と再婚されたご事情を考えると、減額を検討されてもよいと思います。

これから第3子が生まれることも考慮する必要があるでしょう。もう一度、新しい家族で一から子育てをされるということになります。ハッシーさんだけの収入では足りないため、夫と改めてしっかりと将来設計を立てられることをお勧めします。

記事内の情報は掲載当時のものです。記事の公開後に予告なく変更されることがあります。

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この記事を書いた人

浦田幸助FP事務所所長。個別相談への対応やセミナー開催など、活動は多岐にわたる。ファイナンシャルプランナー(CFP一級®)、一級ファイナンシャルプランニング技能士。

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