前向きになる方法22個|仕事や人間関係でポジティブになる習慣や考え方
「心が前向きになる方法を知ってポジティブになりたい」「ネガティブなことばかり考えてつらい」と悩んでいる人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、前向きになれないときの理由と明るい気持ちになれる具体的なアクションや考え方を紹介します。
ミスや失敗から立ち直るコツやポジティブを目指すのが疲れるときの考え方もお伝えしますので、ぜひご覧くださいね!
「前向きになる」とはどんな状態?
「前向きになる」とは、心が明るくポジティブな状態になることです。
前向きな心をもっているときは、目の前の物事に対して「うまくいくはず」「○○してみたいな」とプラス思考で捉えやすくなります。
しかし、日々の生活のなかでは、さまざまな悩みや不安からネガティブになってしまう場面もあるでしょう。
さらに、無理にポジティブに振る舞おうとがんばりすぎて疲れることもあるかもしれません。
前向きになりたいときは、マイナス思考になる原因を理解したうえで、リフレッシュを行ったり小さな喜びを積み重ねて自信をつける方法を試してみることをおすすめします。
落ち込む心が前向きになる方法8つ
続いて、気持ちが落ち込んでいるときに前向きになれる具体的な方法や考え方のコツを紹介します。
簡単にできるアクションが多いので、今の自分にできそうなものから試してみましょう!
1.体を休ませる
心身の疲れや体調不良を感じるときは、ゆっくりリラックスをして英気を養いましょう。
移動時間や休憩時間に仮眠をとるのもよいですが、できれば家でゆったりと湯船に浸かったりいつもより早い時間にベッドに入ったりして、十分に休めるとよいですね。
体の調子が回復するとともに、心も上向きになっていくはずです。
2.完璧を目指しすぎない
意外に思う人もいるかもしれませんが、ときには「100%を目指さない姿勢」も大切です。
特に現在のあなたが前向きといえない状態であれば、完璧を求めると負担が大きくなってしまうことも。
ポジティブに見える人でも、どんなときも笑顔でいたり全力投球をしたりするのは難しいものです。
自分の心に寄り添いながら無理なくできる範囲で行動すれば、自然に前向きになれるでしょう。
3.小さなゴールを設定する
現状に終わりが見えないことで苦しんでいる人は、仕事や生活のなかに小さな目標をつくってみましょう。
いきなり大きな理想を実現しようとすると、ゴールまでの道のりが果てしなく思えたり途中で心が折れたりしがちです。
具体的には、大きな課題や目標を実現するために必要な行動を細かく分けて「今日は○○をする」「今週中に○○をする」とスケジュールを立てます。
小さな目標を一つクリアするたびに喜びを感じられると、階段のようにステップを踏みながら前に進めるはずですよ。
4.自分へのご褒美をつくる
モチベーションを高めたいときは、自分へのご褒美をつくる方法もおすすめです。
「今週はがんばったからスイーツを買って帰ろう」「来月の旅行のためにがんばろう」など、楽しみな予定があるとやる気が湧いてくるもの。
あなた自身がワクワクする、とっておきのご褒美を設定してみてくださいね。
5.現在の環境のメリットとデメリットを書き出す
周囲の人と自分を比較してモヤモヤを抱えている人は、紙やスマホのメモを使って、現在の自分自身の環境のメリットとデメリットを書き出してみましょう。
精神的に落ち込んでいるときはデメリットに目がいきがちですが、実はメリットも隠れています。
メリットに気づいて「今は意外と幸せ」と気づくこともあれば、デメリットをバネに行動する力が湧くこともあるでしょう。
周囲の結婚や妊娠・出産、昇進などを素直に喜べないと悩んでいる人にもおすすめの方法です。
6.自分磨きをする
自分に自信をもてない人は、自分磨きにチャレンジする方法もあります。
美容やスキルアップなど、「○○できたら自信がつきそうだな」と思えるものならなんでもOKです。
行動を続けるうちに結果が目に見えるとうれしくなり、自然と前向きな気持ちになれるでしょう。
7.心を許せる人に相談する
心の中にネガティブな気持ちが渦巻いてしまう人は、今の気持ちを人に話してみるのも一つの方法です。
一人で考え込むと不安や怒りが大きくなりがちな人は、悩みを口に出してみると想像以上に心が晴れることがあります。
まわりの家族や友人、同僚など、あなたにとって話しやすい人に打ち明けてみましょう。
8.運動や散歩をする
悩みや不安が気になってほかのことが手につかない人は、気分転換のために運動や散歩をするのもおすすめです。
体を動かすと体内の血液が全身にめぐり、頭がスッキリする効果があるといわれてます。
まずは仕事の合間の軽いストレッチや、自然に体を動かせる家事から始めてみましょう。
マイナス思考から抜け出したいときの対処法3つ
一度ネガティブな気持ちが湧くと、モヤモヤした感情でいっぱいになり頭から離れなくなる人もいるかもしれません。
続いて、マイナス思考から抜け出すためにできるアクションを紹介します。
1.気持ちをそらすアクションをとる
「悪いことを考えないようにしなきゃ」と焦れば焦るほど、かえって頭から離れなくなってしまうもの。
そのようなときは、思いきってまったく別の行動をとると気持ちが切り替わり、マイナス思考から遠ざかりやすくなります。
特に、好きなアロマの香りを嗅いだり心が落ち着く音楽を聴いたりするなど、五感に直接働きかける方法がおすすめです。
不安や悩みを考える時間が減っていくと、自然に心が安らいでいきます。
2.自分だけのリセットスイッチをつくる
仕事中や人前などでサクッと気持ちを切り替えたいときは、手を叩く方法や伸びをする方法など、簡単にできるルーティンをつくるのもおすすめです。
特に、仕事中にイライラするときや集中したいときなどに効果を発揮するでしょう。
最初はおまじないのような気持ちでOKです。ぜひ試してみてくださいね。
3.「今日のよかったこと」を振り返る
「最近なんだかうまくいかないな」と感じている人は、一日の終わりにその日のよかったことや楽しかったことを思い出してみましょう。
身近な人とのほっこりしたエピソードや美味しかったごはんなど、日常のちょっとした幸せがベストです。
さらに、ノートやスマホに数行の日記をつけると、あとから見返してポジティブな気持ちになれるでしょう。
仕事中に取り入れたい前向きになれる習慣3つ
仕事に悩みや不安を抱えている人のなかには、「会社に行きたくない」「仕事になると気持ちが滅入る」という人も多いのではないでしょうか。
ここでは、仕事中に取り入れられる前向きになれる習慣を紹介します。
自分自身の行動が変わると職場にもよい影響が広がり、勤務時間が楽しくなるかもしれません。
1.ポジティブな言葉を使う
日ごろ職場で使う言葉を意識していない人は、ポジティブなワードやフレーズを心がけてみましょう。
あなたが前向きな言葉を使い始めると、周囲のあなたへの印象も変わっていきます。
職場内にポジティブな言葉が広がれば、明るく居心地のよい空間になるはずです。
2.少しがんばれば達成できそうな目標をつくる
仕事に限らず短期間で大きな目標を達成しようとするのは難しいことです。
仕事のモチベーションを高めたいときは、「今日は午前中に○○を終わらせる」「あの件について○○さんに相談する」など、小さな目標をつくって取り組んでみましょう。
小さな成功体験を積み重ねると、やがて大きな目標の実現やスムーズな人間関係にもつながります。
3.「ピンチはチャンス!」と考える
仕事で思わぬピンチやハプニングにぶつかると、「どうしよう」「面倒だな」とネガティブな気持ちが湧いてしまうことも多いはず。
そのようなときは、あえて「ピンチ=チャンス」と考え「壁を乗り越えれば成長できる」という考え方で自分自身やチームを奮い立たせる方法もあります。
自分一人で解決するのが難しいときは、周囲を頼りながら打開策を探っていきましょう。
次の記事でも、仕事を効率的に進めるアイデアや考え方を紹介していますので参考にしてみてくださいね!
【関連記事】仕事ができる人あるある17選!マネしたい特徴や習慣を紹介
人間関係や恋愛で前向きになる習慣3つ
職場やプライベートでは、「人と話すのがつらい」「周囲に苦手な人がいる」などの悩みを抱えている人もいるかもしれませんね。
続いて、周囲の人とのスムーズなコミュニケーションを目指しているときに取り入れたい習慣を紹介します。
1.相手に期待しすぎない
自分から勇気を出して相手に話しかけたり手助けをしたりしたときに、こちらが期待した反応をもらえないと失望することもあるかもしれません。
しかし、生まれ育った環境や今までの経験は人それぞれ異なるため、価値観や感覚が自分と違うと感じるのは無理もないことです。
そのようなときは、自分以外の人に対してはあえて期待をせず「この人はそういう人なんだな」「リアクションを返してくれたらラッキー」くらいの気持ちでいると心の平穏を保てます。
2.無理に相手に合わせない
相手と仲よくなりたいときは、よい関係を築きたいあまり無理に同調したり頼みごとを断れなかったりして、疲れてしまうこともあるでしょう。
共感や協調の姿勢は大切ですが、自分の本音を抑えてまで相手に合わせると次第に自分自身がつらくなります。
「あなたはそう思うんだね。私はこう思うよ」「ここまではできるけれど、ここからは難しい」など、自分と相手の線引きをすると、心地よい距離感を保ちながら付き合えるでしょう。
次の記事では、恋愛や仕事でのコミュニケーションのコツを紹介していますので、あわせてチェックしてみてください。
【関連記事】コミュニケーション能力が高い人の特徴8つ!ストレスのない関係を築くコツを紹介
3.ネガティブな人とは距離を置く
職場や家族など、周囲のネガティブな言動が自分の負担になっているときは、相手と少しずつ距離をとる方法もあります。
マイナスの感情は伝染しやすいため、合わない人と無理に仲よくしようとすると自分までよくない影響を受けてしまうでしょう。
業務上相手から離れるのが難しいときは、社内外でさまざまな人と接する機会を増やして視野を広げることをおすすめします。
ミスから立ち直るためのアクション5つ
仕事や日常生活のなかでミスをしてしまうと、しばらく立ち直れないという人も多いはず。
ここでは、失敗して落ち込んでいるときに心を落ち着かせるための具体的な行動を紹介します。
1.ミスの原因を探る
ミスが起きてしまったときは、「どうして起きてしまったのか」を深掘りしてみましょう。
ミスの理由がわからないときは、上司や先輩に相談すると過去の事例や経験から有効なアドバイスをもらえるかもしれません。
再発防止のための具体的な対策を実践すれば、「次は大丈夫!」と安心できるはずです。
2.さらに最悪の状況を想像する
ミスをしたこと自体に落ち込むときは、実際には起きていない最悪のシチュエーションを想像してみましょう。
たとえば「ケガをした人がいなくてよかった」「お客様に影響が出る前に気づいてよかった」と考えられると、少しだけホッとした気持ちになれるはず。
まずは自分自身の正気を取り戻したうえで、問題の解決に向けて動きましょう。
3.身近な人に話を聞いてもらう
ミスが解決したあとも心にしこりが残っている人は、友人や知人など身近な人に話してみる方法もあります。
自分への不甲斐なさや周囲にどう思われているか不安な気持ちは、口に出すことで癒されることもあるでしょう。
他社で働く相手に相談すれば、「うちの会社ではこんな対策をしているよ」「どんな会社でもよくあることだよ」と意外な助言をもらえるかもしれませんね。
4.ミスから学んだことをメモする
ミスをすると「あのときちゃんと確認していれば」「気持ちが緩んでいた」と後悔することが多いもの。
2度と同じ失敗を繰り返さないために、忘れないうちに今の気持ちやミスから学んだことを書き留めておきましょう。
書くことで頭のなかを整理できるとともに、日数が経ってから見返せばミスの再発を防げます。
5.リフレッシュをする
ミスを起こしたことを十分に反省をしたら、自分自身の心をリフレッシュしましょう。
趣味を楽しんだり癒されるものに触れたりすると、沈んでいた気持ちも晴れていくはず。
明日からまた心機一転、気持ちを切り替えて仕事に励みましょう。
前向きになれない原因として考えられること6つ
ポジティブな気持ちで楽しく過ごしたいのに、ついネガティブ思考になってしまうときはどのような理由があるのでしょうか。
日常生活のなかで前向きになれないときに考えられる原因を探っていきましょう。
1.充実感をもてていないから
毎日の生活に充実感をもてないと悩みや不安が募り、明るい気持ちになりにくいものです。
特に「仕事にやりがいを感じられない」「自分の理想とかけ離れている」とモヤモヤしていると、心に不満がたまってしまうでしょう。
心が満たされないと感じる人は、自分にとっての癒しやワクワクを楽しむ時間をもてるとよいですね。
2.ゴールが見えないから
多忙な生活が続いたり心を悩ませるトラブルに見舞われたりすると、明確なゴールが見えず途方に暮れることも。
将来に希望が見えないと「つらい状況が永遠に続くのかな」「早く抜け出したい」と気が滅入ってしまうしょう。
また、体力的・精神的につらい時間が続くと余裕がなくなり、心もネガティブになりがちです。
ゴールが見えないときは、リフレッシュの時間をもったり、やるべきことを細分化して考える方法をおすすめします。
3.周囲にどう思われるか気になるから
人間関係で前向きになれない人のなかには、「周囲に嫌われているのでは」「相手にバカにされているのでは」と不安を抱えている人もいるかもしれません。
相手の言葉や態度に傷つきやすい人や苦い経験をもっている人は、なかなか一歩踏み出せないこともあるでしょう。
周囲の人と心地よい関係を築くには、心を許せる相手との会話から始める方法もあります。
4.自分に自信がないから
自分に自信をもてないことから、物事をネガティブに捉えてしまう人もいるかもしれません。
たとえば、周囲の人と自分を比べて劣等感を感じたり、友人の幸せなニュースを素直に喜べず罪悪感に悩むことも。
また、過去にトラウマになるようなつらい経験があると「うまくいかないのでは」「失敗したらどうしよう」と怖くなってしまうでしょう。
今の自分が好きではないと感じている人は、焦らずに少しずつ自信を積み重ねていきましょう。
5.体調不良や疲れがたまっているから
心がネガティブになる原因として、日ごろの仕事や生活の疲れがたまっている可能性もあります。
特に女性の場合は、PMS(月経前症候群)でホルモンバランスが乱れると、普段は明るくポジティブな人でも気持ちが落ち込んでしまうことも。
心あたりがある人は、まずは自分の体と心を休めてあげることが大切です。
6.自分の力ではどうにもできないから
前向きになれない人のなかには、病気や環境など自分の力ではどうにもできない原因によって悩む人もいるかもしれません。
解決の糸口が見えないと、「がんばっても仕方がない」「なぜわたしがこんな目に」と心がふさいでしまうのも無理はないでしょう。
成すすべがないときは、自分の力で変えられる部分に目を向けてみる方法もあります。
ポジティブを目指すのが疲れるときの考え方5つ
前向きになりたいと思ってもがくほど、空回りをして疲れてしまうこともありますよね。
最後に、ポジティブ思考を目指すことに疲れたときの考え方を紹介します。
1.ネガティブな自分を責めない
心がネガティブな気持ちに支配されているときは、「ポジティブにならなければ」「ネガティブ思考はよくない」と考えてしまいがちです。
まずは自分自身に、「それはつらいね」「大変だったね」と共感の声をかけてあげましょう。
自分の心の状態を否定せずに受け入れると心が癒され、次のアクションを起こす気力が湧いてくるはずです。
2.聞き上手な人に話す
誰かに不安や悩みを聞いてもらいたいときは、聞き上手な友人や知人に相談してみるとよいでしょう。
心が弱っているときは、「気にしすぎだよ」と流したり「私もむかし○○だった」と自分の話にすり替えたりするタイプの人に話すとモヤモヤが残ることも。
「それは大変だね~」「わかるわ~」とあなたの言葉を受け止めてくれる人がいると心がスッキリしやすくなります。
3.3人以上の視点から考えてみる
物事を考えるときや分析するときは、どうしても自分一人の主観に偏りがちです。
たとえば「自分」「お客様」「自分の上司」など、それぞれの立場から見た不安や疑問を想像してみると視野が広がります。
「自分は気にしていることでも、お客様にとっては重要ではないかも」「上司は○○をしてくれているのかも」と気づけると、問題解決へのヒントにつながるでしょう。
4.自分で自分を褒める
「ネガティブな自分が嫌い」「休むのが苦手」という人は、あえて自分自身を褒めてみましょう。
今日できるようになったことを手帳にメモしたり、寝る前に今日の自分を振り返りながら褒めてあげる方法もあります。
最初は少し照れくさいかもしれませんが、自分の努力や行動を肯定することでモチベーションがアップします。
5.ときにはプロに頼る
「いくら休んでも疲れやだるさが取れない」「感情の波をコントロールできない」と悩んでいる人は、医療機関の専門家に相談する方法もあります。
また、女性の場合は今までは生理痛やPMS(月経前症候群)などの症状を感じなかった人でも、年齢や環境の変化が体調に現れることも。
万が一病気であれば早期発見に越したことはないですし、特になにもなければ安心できます。
一つの選択肢として検討してみましょう。
あなたに合った「前向きになる方法」を取り入れてみよう!
仕事や人間関係で前向きになれる具体的なアイデアと、ポジティブを目指すことに疲れたときの考え方を紹介しました。
今のあなたにとって無理のないアクションから取り入れて、焦らず少しずつ前向きな気持ちを取り戻していきましょう。
次の記事でも、仕事やプライベートでモチベーションを上げるヒントを紹介していますので、ぜひご覧くださいね!
【関連記事】今日から実践!モチベーションを上げる10の方法|仕事・人生で役立つ考え方