マンネリ化とはどんな意味?100人に聞いたカップルのマンネリ解消方法を紹介
恋愛のマンネリ化とは、カップルが長く付き合うことで新鮮味や充実感を得にくくなる状態のことです。
ネガティブなイメージを抱きやすいマンネリ化ですが、安心感や信頼などのポジティブな側面もあります。
そこで今回は、マンネリ化に関するアンケートをもとに、マンネリ化を解消したいときに試したいアクションを紹介します。
「彼氏に飽きられたのではないかと不安」「これからもパートナーと一緒にいたい」と悩んでいる人は、ぜひ参考にしてくださいね!
「マンネリ化」とはどんな意味?
マンネリ化とは、同じことを繰り返すことにより新鮮さがなくなる状態のことです。
マンネリ化という言葉は、元々の英語のマンネリズム(=mannerism)が日本語のなかで変化したものです。恋愛などの人間関係で新鮮な気持ちがなくなったり、仕事で充実感の不足や停滞を感じたりするときに「マンネリ化している」という表現を用います。
似た言葉の「倦怠期(けんたいき)」との違いは、倦怠期はパートナーに疲れや飽きなどのネガティブな感情を抱いている状態に対し、マンネリ化は一緒にいるとリラックスできる前向きな状態も表しています。
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女性100人に聞いた!「マンネリ化」の実態アンケート
今回は、くまにちすぱいす読者世代の25~45歳の女性100名にアンケートを実施しました!
カップルでのマンネリ化に対する、女性たちの意識や意見を探ってみましょう。
カップルのマンネリ化を感じている女性は約4割!
アンケートでは、回答者の約40%が「パートナーとのマンネリ化を感じている」と答えていました。
多くの女性がパートナーとのマンネリ化を実感しているようです。
マンネリ化するまでの期間は人それぞれ異なる
カップルの関係がマンネリ化するまでの期間は人それぞれ異なりますが、3年以上と回答した人が半数を超えています。
いざお互いの心の変化を感じると不安になりがちですが、マンネリ化は多くのカップルに訪れる当たり前の現象だとわかれば気持ちがラクになりますね。
半数以上の女性が「マンネリ化を解消しなくてよい」と考えている
マンネリ化を感じている人41名に質問をしたところ、50%以上の女性が「マンネリ化を解消しなくてよい」と回答しています。
「マンネリ化を解消しなきゃ」と焦っている人にとっては、心がラクになる結果かもしれません。
回答者の声を聞くと、マンネリを2人の関係のポジティブな変化として捉えている人が多いようです。
【マンネリ化を解消しなくてもよいと考えている人の意見】
「安定した関係で心地よいから(35歳)」
「マンネリ化は信頼があって成り立つと思うため(30歳)」
「相手の予定に合わせる必要がなく、自由に過ごせるから(38歳)」
「安定している関係のほうが、自分の心を乱さずに安心して過ごせるから(31歳)」
「マンネリ化しても特に困ることがない。ほどよい距離感に満足しています(41歳)」
恋愛でパートナーとのマンネリ化を感じる瞬間5つ
「マンネリ化は悪いことではない」とはいっても、いざ自分や彼の気持ちに変化を感じ始めると戸惑ってしまうことも。
ここからは、パートナーとのマンネリ化に不安を抱いている人のために理由や対処法を紹介します。
はじめに、カップルが「マンネリ化した」と気づく場面からみていきましょう。
1.ときめきを感じなくなった
恋愛では、月日を経るにつれて付き合い始めたころのドキドキした気持ちが落ち着いてくるもの。
ときめきが落ち着くまでの期間は人それぞれ異なるため、パートナーの温度差を感じたときに焦りを感じることもあるでしょう。
「私に飽きてしまったのかな」「彼氏が自分に対して無関心な気がする」などの不安が、悩みにつながりやすくなります。
2.自分への興味を感じなくなった
パートナーとの交際が続くと、次第に相手の見た目や心の変化に気づかなくなることも。
アンケートでは、「髪型を変えても反応してくれなくなった」「だんだん太ってきたけれど彼に何も言われず、複雑な気持ち」と残念がる声も多数みられました。
乙女心としては、見た目やファッションの変化に気づいてもらえるとうれしくなりますよね。
3.会話の頻度が減った
長い間付き合いが続くと、カップルの会話の頻度が減る場合もあるようです。
たくさん話し尽くして新しい話題がなくなったパターンはもちろん、相手が元々口数が少ないタイプであると、一層会話の頻度が減ったと感じやすくなりそう。
2人がともに心地よさを感じていれば問題ありませんが、気持ちのすれ違いや意見の違いが生じると2人の間に溝ができてしまうでしょう。
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4.デートでの過ごし方がワンパターンになった
長期間付き合っていると、デートがワンパターン化することも。
彼には「いいよ」と言っていても、毎回のおうちデートに内心不満をもつ女性は少なくありません。
付き合い始めの時期に比べて「彼ががんばってくれなくなった」「前は優しかったのに」とモヤモヤすることもあるでしょう。
5.スキンシップが減った
交際期間が長くなると、カップルのスキンシップが減ることも。
カップルのどちらかが満足していないと、「愛されていないのかな?」「飽きたのかな?」と不安に感じてしまうかもしれません。
とはいえ、女性からは言い出しづらいと考える人も多く、不満を溜めこみやすい内容といえるでしょう。
カップルがマンネリ化しやすい原因5つ
カップルがマンネリ化する理由を知ると、「マンネリにはよいこともある」とポジティブに考えられるかもしれません。
続いて、長く付き合ったカップルがマンネリ化する原因をみていきましょう。
1.同じことの繰り返しが続いているから
パートナーと一緒に過ごす時間が長くなると、デートや日常生活ではどうしても同じことの繰り返しになりがちです。
付き合いたてのころは一つひとつの発見が楽しかった2人も、新しい刺激がないと飽きを感じてしまうことも。
好きな人とそれだけ長い時間を一緒に過ごせた幸せに目を向けてもよいかもしれませんね。
2.お互いの気持ちが落ち着いてきたから
恋愛のマンネリ化は、お互いへの恋心が落ち着いてくることで発生する現象です。
付き合うまでは相手を振り向かせるためにがんばっていた2人も、カップルとして関係を築くうちに安心感や信頼の気持ちが芽生えるはず。
マンネリ化は、「安心できる間柄になれた」「居心地がよい相手ができた」とポジティブに捉えることもできます。
3.慣れたことで遠慮がなくなったから
マンネリ化の一因として、お互いに遠慮や気遣いがなくなったことも考えられます。
お互いのことをまだよく知らなかったころは、相手に嫌われたくない気持ちからなにかと気を遣うことが多いもの。
2人の心の距離が近くなると、リラックスできる一方で「なにをしても許してくれるはず」「扱いが雑になった」と相手への思いやりがなくなることもあるかもしれません。
距離が近いカップルだからこそ、「親しき仲にも礼儀あり」のマインドが必要になってくるでしょう。
4.コミュニケーションが不足しているから
パートナーに不安をもってしまう原因として、言葉でのコミュニケーションが不十分なことも考えられます。
「私が我慢すれば大丈夫」「なんとなく言いづらい」と本音を伝えられずに放置してしまうと、いつかストレスが爆発してしまうことも。
相手との関係を長続きさせたいなら、少しずつ自分の気持ちを伝えられるとよいですね。
5.進展がスピーディーだったから
出会いから交際までの期間が短かったカップルは、恋心が落ち着くまでの期間も早い傾向があるようです。
また、付き合い始めて早いうちにスキンシップをとると、その時点でお互いに満足してしまうことも。
ただし、あくまで傾向であり、実際にはカップルによって異なるため、すべてのカップルにあてはまるとは限りません。
パートナーとのマンネリ化を感じたら試したいこと5つ
恋愛でパートナーとのマンネリを感じたら、お互いが心地よく過ごせる付き合い方を考えるチャンスかもしれません。
ここでは、マンネリ化に不安を感じているときに考えたいポイントを紹介します。
1.自分の気持ちを考える
彼とのマンネリ化に悩んでいるときは、まずは自分の心の声に耳を傾けてみましょう。
このときのポイントは、プラス面とマイナス面の両方の側面から考えることです。
すると、「付き合い始めに比べてドキドキは減ったけれど、安らぎを感じる」とポジティブに考えることもできるでしょう。
漠然と不安を抱えるよりも、感情を深堀りし向き合うことで気持ちが前向きになっていきます。
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2.新しい刺激を与える
明るい気持ちになりたいときは、新しいことにチャレンジしてみるのもおすすめです。
実際に行動するのは、パートナーと一緒でも自分だけでも構いません。
普段と違う行動をとると新鮮な気持ちになれるので、「刺激がない」「つまらない」という不安も和らぐはずです。
3.パートナーに本音を伝える
相手の心の変化が気になるときは、思いきって自分から本心を伝えてみましょう。
あなたは不安に感じていても、パートナーは「居心地がよい」「彼女はかけがえのない存在」と前向きに考えている可能性もあります。
また、心のモヤモヤを溜めこむよりも、相手に伝えることで心がスッキリするでしょう。
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4.心地よい距離感を探る
マンネリを感じたときは、2人の関係が次のステージに進む段階と捉えて、会う頻度や休日の過ごし方を見直してもよいですね。
付き合い始めは少し無理をして相手に合わせていても、信頼関係ができると本来の自分のペースも大切にしたくなってくるもの。
お互いの希望を話し合いながら、2人が納得できる心地よい距離感をつかんでいきましょう。
5.今後の関係を考え直す
パートナーの言動にイライラするときや自分自身にほかに気になる異性がいるなら、別れを選択するのも一つの方法です。
ただし、失ってから初めて相手の大切さに気づくこともあります。
別れを選ぶときは、くれぐれも後悔しないようによく考えたうえで行動することをおすすめします。
マンネリ化解消・予防のためにできるアクション10個
マンネリ化は2人が信頼関係を築けている状態ですが、さらに楽しみたいと考える人もいるでしょう。
ここでは、アンケートの回答をもとに、マンネリ解消のためにできる具体的な行動を紹介します。
1.感謝の言葉を伝える
長く付き合っている関係だからこそ、「ありがとう」「ごめんなさい」などの感謝の言葉は大切です。
相手になにかをしてあげたときに感謝の言葉がないと、なんだかモヤモヤしてしまうことも。
感謝の言葉でお互いの存在を認め合うことで、2人の信頼関係が揺るぎないものになるでしょう。
2.自分の気持ちを言葉にして伝える
心の距離が近くなると、つい「言わなくてもわかるはず」「察してほしい」と思うこともあるかもしれません。
しかし、お互いに異なる価値観をもつ別の人間なので、気持ちや希望は口に出さないと伝わらないもの。
「うれしい」「楽しい」などのポジティブな言葉はもちろん、「それはイヤ」「やめてほしい」などの不満もしっかり伝えることが大切です。
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3.相手を褒める
これからも彼と良好な関係でいたいなら、相手を褒めてみましょう。
日常会話で彼のエピソードに対して「すごいね!」「がんばったね!」とポジティブなコメントを口にすれば、自然に笑顔が生まれるはず。
相手も明るい気分になれば、あなたのことも褒めてくれたり望みを叶えてくれたりするかもしれませんよ。
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4.自分からスキンシップをとる
アンケートでは、「自分から手をつなぐ」「ハグをする」と意識している人もみられました。
「自分からスキンシップをとるのはハードルが高い」と感じる人は、自分のテンションが上がっているときやお酒を飲んでいるときなどがおすすめです。
彼氏も、彼女からのうれしいサプライズにドキドキするかもしれませんね。
5.一緒に出かける
マンネリ化を打破するために、一緒に出かけるカップルは多いようです。
普段はおうちデートが定番のカップルも、記念日や誕生日は外に出るよいきっかけになるのでは。
いつもと違う景色や食事を楽しむことで、2人の間に新鮮な気持ちが戻ってくるかもしれませんね。
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6.初めてのことにチャレンジする
日常に刺激が欲しいときは、2人で新たなことに挑戦するのもおすすめです。
気になるアクティビティに取り組んでみたり、話題のグルメを味わったりするのもおすすめです。
未知のチャレンジへのドキドキが、2人に新鮮な気持ちをもたらすでしょう。
7.共通の趣味をもつ
カップルで一緒にワクワクできる趣味があると、2人の間に自然に笑顔が生まれます。
スポーツやアニメのほか、小さいころに流行った歌やCMなどは盛り上がるはず。
インターネットやYouTubeを活用すれば、日常会話にも簡単に取り入れられます。
8.イベントを大切にする
長く付き合っていると、お互いの誕生日や記念日などのお祝いごとが疎かになってしまうことも。
あなたが不満を感じているなら、「○○へ行こう」「○○が食べたい」と提案してみましょう。
特別な日であれば、彼も張り切ってあなたのリクエストに応えてくれるかもしれませんね。
9.あえて会わない日をつくる
同棲している2人や毎週会っているカップルであれば、あえて少しだけ距離を置く方法もおすすめです。
相手に遠慮せずに好きなことをすると、心のリフレッシュにつながるはず。
一緒の時間だけでなくそれぞれの時間も大事にすることで、お互いの存在の大切さに気づくかもしれませんね。
10.お互いをサポートする
人間関係では、お互いに助け合うと信頼関係が深まるもの。
カップルなら、彼の得意分野に関するお願いごとをしたり仕事のアイデアを提案したりしてもよいですね。
お互いの必要性を感じることで、生涯のパートナーになる可能性も高まるかもしれません。
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マンネリ防止にも!自分自身が楽しく過ごす方法5つ
彼と長く付き合い続けたいなら、自分で自分の心を満たせると、2人の関係がよりよいものになるでしょう。
最後に、自分の時間を充実させるためにできるアクションを紹介します。
1.一人の時間を充実させる
休日に彼と過ごす時間が長い人は、一人の時間も大切にしてみましょう。
睡眠時間やリラックスタイムをとったり、趣味に打ち込んでもよいですね。
彼に気を遣わずに好きなことをすれば、身も心もリフレッシュできるはずです。
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2.美容や仕事などの自分磨きをする
ポジティブな気持ちになりたいときは、美容やスキルアップなどの自分磨きもおすすめです。
努力の成果が目に見えると、自分への自信につながるはず。
心が明るくなると、恋愛はもちろん、日常生活や仕事にもプラスの影響をもたらすでしょう。
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3.友達に相談する
彼には言いにくい不安やモヤモヤは、心を許せる仲間に聞いてもらう方法もあります。
頭のなかでグルグルと考えている悩みも、口に出してみるとスッキリするもの。
会話をきっかけに「悩んでいるのは自分だけじゃないんだ」「友達に聞いた方法を試してみよう」と新たな視点を得られるかもしれません。
4.推し活でときめきをチャージする
「彼と別れる気はないけれど刺激が欲しい」と考えている人は、推し活もおすすめです。
インターネットやテレビ番組などで「カッコイイな」「なんとなく気になる」と憧れる人がいれば、詳しく調べてみましょう。
もちろん、アニメキャラクターやアイテムなど、人以外の対象もよいですね。
自分自身がドキドキワクワクするものを追いかけると、ときめきを感じられるはずですよ。
5.パートナー以外の異性と話す
彼氏との関係に悩んでいるなら、職場やコミュニティでパートナー以外の異性と話す方法もあります。
恋愛関係なく異性と関わることで、「やっぱり彼氏といるときが落ち着く」とパートナーのよさに気づくことも。
ただし、ほかの異性に惹かれて大切なパートナーを失わないように注意しましょう。
マンネリ化はカップルの関係を見直すチャンス!
マンネリ化とは、同じことを繰り返すことで新鮮な気持ちがなくなる状態のことです。
いざ彼とのマンネリを感じると、相手と自分の温度差に戸惑うこともあるでしょう。
しかし、居心地のよさや信頼関係などのポジティブな面にも目を向けると、マンネリ化は必ずしも悪いものではありません。
マンネリが不安なときは「お互いの心地よい距離感を探るチャンス」と考えて、少しずつ自分の気持ちを伝えてみましょう。
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調査実施:クラウドワークス
調査期間:2024年1月10日~1月11日
回答者数:25~45歳の女性100名