台湾式ファストフード?真っ黒い楕円形の食べ物の正体は!?【台北・員林商店】<SPICE台湾通信>
美食に魅せられて、気付けば10回以上、台湾へ足を運んでいるライター若です。
3月下旬、熊本と台北を結ぶチャーター便に乗って、ひとっ飛び。
台湾在住の人気コーディネーター・青木由香さんの案内で、台北市内の「おいしい」や「楽しい」を取材してきました。
3泊4日の旅で訪れたお店やスポットを1カ所ずつ紹介していきます(随時更新)。
(3泊4日の旅をまとめた記事はこちら)
全方向黒い物体の正体は…
台湾式おにぎり=飯糰(ファントゥアン)
上から見ても、横から見ても、どの角度から見ても全面真っ黒な物体。実は楕円形のこの塊、台湾式おにぎり=飯糰(ファントゥアン)なのです。
台湾でもコンビニでは三角の日本式のおにぎりは売られています。
しかし自国のおにぎりは、楕円形が定番。
一つ食べると結構、満腹になります。
台湾でも珍しい黒米を使った飯糰をいただける『員林商店』
『員林商店』の黑飯糰(ヘイファントゥアン・40元)をさっそくいただいてみましょう。
真っ黒の正体は、黒米。
おにぎりに黒米を使う店は台湾でも珍しいそうです。
こちらのお店は、作り置きではなく、注文してから作ってくれるシステム。
作っている様子を見るのも楽しい!
具は白ごま、肉でんぶ、台湾版たくわん、揚げふ。
これをまきすのような布が入った袋で形成していきます。
完成形は袋に入った状態。
黒米はパラパラしていて崩れやすくなっているので要注意。
袋の上から手で固めながら食べるのがオススメです。
モチモチ、ザクザク…複数の食感が楽しめる黒いおにぎり
モチモチかみ応えのある黒米にザクザクの揚げふ、カリカリのたくわん、サクサクの肉でんぶと楽しい食感!
日本では食べたことがない組み合わせなのに、心落ち着く優しい味付け。
かめばかむほどに増す味わいのとりこになります。
甘すぎず、胃もたれもしないさっぱりスイーツ「豆花(トウファ)」
豆乳を固めた台湾の伝統的なスイーツ豆花(トウファ)もいただきました。
注文したのは綠豆豆花(リュウドウトウファ・35元)。
なんと豆花もやや黒い色(グレー色)なのです!
黒豆を使っているそうで、健康にも良さそう…。
味わいは甘すぎず、食べた後も胃にもたれない、軽めのスイーツ。
サラサラ・ツルツルとのどを通っていきます。
ぜひおにぎりとセットで注文してみて。
店舗情報
住所 | 員林商店(ユエンリンシャンディエン) |
営業時間 | 6時10分~16時半(日曜は~12時) |
備考 | ※新型コロナウイルスの影響で、営業時間などの情報は変更している場合もあります。ご了承ください |