自主練習の成果 DF陣がヘディングで得点【ロアッソ熊本通信】
火の国元気スポーツ
夏場を迎えて再び浮上の兆しを見せつつあるロアッソ。今週末からは金沢、琉球、栃木と、前期勝てなかった相手が続きますが、勝ち点を積み上げて上位に食らいついていきたいところです。
先月末のホーム2連戦は水戸と引き分け、大分に敗れる結果となりましたが、7月に入ってのタイトな日程での3連戦は2勝1分。一時は11位まで順位を下げたものの、ロアッソは再びJ1昇格プレーオフ圏との勝ち点差を縮めています。
その要因の一つと言えるのが、攻撃のバリエーションが増えたこと。第25節の徳島戦ではピッチ中央から相手の守備網を破って同点ゴールを奪い、また第24節の岡山戦、そして第26節の山形戦では、コーナーキックから得点。それぞれイヨハ理ヘンリー選手と菅田真啓選手という、いずれもDFの選手が高さを生かしたヘディングで決めたゴールでした。
チームは毎日、約2時間のトレーニングを行っていますが、そのうち、全員で取り組むメニューは約90分。その後は、それぞれの選手がテーマを持って自主練習に励んでいます。
最近の練習では、前述の2人がサイドからのパスをヘディングでシュートする様子が頻繁に見られました。
イヨハ選手が「ボールのスピード感に助走のタイミングを合わせる感覚がつかめてきた」と話しているように、こうした積み重ねが結果につながったと言えます。
1つのシュートや1つの好守が勝敗を分けるのがプロの世界。試合の中で訪れるか分からないその一瞬のために、選手たちは日々、トレーニングを重ねているのです。
チーム情報
第28節 7月24日(日) 19:00 vs 金沢(えがお健康スタジアム)
第29節 7月30日(土) 18:30 vs 琉球(タピックひやごんスタジアム)
第30節 8月7日(日) 19:00 vs 栃木(えがお健康スタジアム)
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