装飾ギラギラ…台湾の“昭和レトロ”なお弁当屋さんに行ってみた【台北・東一排骨總店】<SPICE台湾通信>
美食に魅せられて、気付けば10回以上、台湾へ足を運んでいるライター若です。
3月下旬、熊本と台北を結ぶチャーター便に乗って、ひとっ飛び。
台湾在住の人気コーディネーター・青木由香さんの案内で、台北市内の「おいしい」や「楽しい」を取材してきました。
3泊4日の旅で訪れたお店やスポットを1カ所ずつ紹介していきます(随時更新)。
(3泊4日の旅をまとめた記事はこちら)
台湾の定番料理「排骨(パイク―)」を“映え”な店内で「いただきます!」
しょうゆやスパイスで味付けされた豚肉のあばら肉に衣を付けて揚げ、甘辛いタレをかけた肉料理「排骨(パイク―)」。
これを真っ白いご飯の上にのせた「排骨飯(パイクーファン)」は、台湾の弁当でもおなじみの料理です。
「排骨飯」が食べられる人気の「ある店」では、地元の老人をはじめ、若者も「映え」をねらって訪れるとか…。
「一体どんな店?」と胸を高鳴らせて現地へ向かいました。
「一番すごい弁当屋をつくりたい」店主がつくった店は、まるで昭和のキャバレー!
きらびやかな装飾に、造花、絵画、季節外れのメリークリスマスの飾り…。安っぽいような、豪華なような、いろいろな物がごった煮になった店内が印象的な「東一排骨總店」(ドンイーパイクーゾォンディエン)。
店員はバンダナに白い開襟シャツ、黒いズボンと、これまた昭和の香りを感じる雰囲気。
足を踏み入れた瞬間、私は八代にある「キャバレーニュー白馬」を思い出しました。
店主は「一番すごい弁当屋」をつくりたかったそう。
それで、「映える」昭和レトロな店内で弁当料理を味わえる店が完成したのか思うと、台湾の人(ひとくくりにしていいのか分かりませんが…)の発想力っておもしろいですよね。
あまじょっぱいタレがお肉とご飯に絡んで美味!定番の「排骨飯」を実食
さっそく定番の「排骨飯」(170元)を注文し実食。
あまじょっぱいタレがお肉とご飯にからみ、とってもおいしい!
豚のそぼろがのったご飯と日替わりのスープも付いていて、ランチにもぴったり。
「映え」だけでなく味で勝負できるところが、人気の秘訣(ひけつ)なんだろうな。
台湾のフルーツも味わって
台湾のフルーツやフレッシュジュースもフォトジェニックです。
フルーツ盛りはいつもはもう少し凝った飾り切りをされているそうですが、この日は、飾り切り職人(?)の方がお休みだったので、わりとシンプルなカッティング。この“ゆるさ”が台湾らしくていいですよね。
皆さんも、ディープな台湾を感じに、訪れてみませんか。
店舗情報
住所 | 台北市中正區延平南路61号2F |
営業時間 | 10時~20時 |
備考 | ※新型コロナウイルスの影響で、営業時間などの情報は変更している場合もあります。ご了承ください |