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住宅・車購入や子の成長で支出増の見込み 家計の改善点があればアドバイスを!【家計簿チェック】

お金のプロがズバリ!家計簿チェック 今回答えてくれるのは佐藤ななみさん

目次

“お金のプロ”がズバリ!家計簿チェック

Q.住宅・車購入や子の成長で支出増の見込み家計の改善点があればアドバイスを!

第二子出産を控えています。子どもの成長とともに支出増加が見込まれるため、家計改善できる点を知りたいです。

夫は現在、単身赴任中。その分の手当も頂いています。ただ、関連の支出もあり、状態は長期化する予定です。

余裕資金で投資にも取り組んでいますが、新NISAも始まることですし、額を増やすべきでしょうか。

この先、第一子の小学校入学までにマイホームを希望しており、また3年後には、車の買い替えも予定しています。家族旅行も毎年続けていきたいです。

A.改善すべき点は特に見当たらず 住宅購入までは安全資産確保を

単身赴任により生活費が増加しているにもかかわらず、夫の手取り収入相当額で年間の総支出をきれいに賄えていますね。妻の収入と児童手当分は全額蓄えに回っている状態で、産休・育休中の減収も特に心配ないでしょう。

お金との付き合い方について価値観が明確で、ご家族の優先順位を大切に家計管理されていることに大いに好感を覚えました。日常の細々とした支出もおざなりにせず、一方で、大切にしたい部分にはしっかり使うメリハリも素晴らしく、改善すべき点は特に見当たりませんでした。

マイホームについては、昨今、価格が急上昇しており、また先々の金利環境にも注視が必要な状況です。予算規模はどれぐらいか、住宅ローンはいくら借りて何年で返すか、その際の家計収支とトータルバランスを組み立てていく中で、「自己資金をいくら持ち込むか」は大きな要素となります。同時期に車の買い替えも想定されていることから、マイホーム計画が見えてくるまでは、預貯金など安全資産も十分に確保しておきたいところです。

以上も含め、新NISAによる非課税投資枠の拡大については、枠を使うための投資ではなく、投資したい資金のために枠を利用するとお考えください。もし、積立投資額を増やすならiDeCoの活用も検討したいところです。

記事内の情報は掲載当時のものです。記事の公開後に予告なく変更されることがあります。

お金のプロがズバリ!家計簿チェック 今回答えてくれるのは佐藤ななみさん

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この記事を書いた人

ライフプランを柱に、家計管理・住宅資金・保険・資産形成に関する講座やコンサルティングを展開。NPO法人ら・し・さ理事として、終活やエンディングノートの普及・啓発活動にも取り組む。

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