熊本・草葉町『SOYS&DAYS』の台湾涼麺はさっぱりとした特製ごまダレが蒸し暑い日にぴったり!
熊本の情報紙「くまにちすぱいす」で過去約500店以上もの「麺」メニューを食べ歩いた麺好きライターがおすすめの品を紹介。
台湾の味を気軽に楽しめる隠れ家的なお店
上乃裏通り近くの路地にたたずむ『SOYS&DAYS』は、豆花(トウファ)と中華粥のお店。
豆花とは、豆乳を使った台湾伝統のスイーツのことです。
お店のコンセプトは“食とゆとり”。お店のロゴも、大豆とソファを組み合わせたおしゃれなデザインです。
店内は、木の温もり漂うこぢんまりとした空間。落ち着いた雰囲気で、一人でふらりと立ち寄るお客さんも多いそうです。
居心地のいいソファ席は早い者勝ち。 ゆったり過ごせそうですね。
多彩なメニューがそろう豆花と中華粥
グランドメニューは、豆花と中華粥が中心です。トッピングが異なる多彩なメニューが用意されていて、思わず迷ってしまいそう。
中には、枝豆の餡と白玉をトッピングした「ずんだ豆花」など、変わり種もありますよ。
同店は先払い制になっています。入店後、最初にレジカウンターで注文しましょう。
7・8月の月替わり麺は、台湾風冷やし中華
グランドメニュー以外に、月替わりの豆花や中華粥のメニューもあります。
期間限定の特別メニューを楽しみにしている常連さんもいるとか。
今月の内容はお店のインスタでもチェックできますよ。
今回紹介するのは、この月替わりの麺です。
具材のキュウリとニンジン、錦糸卵の彩りが華やかです。
味のベースは特製ごまダレ。すりおろした白ごまとニンニクに、県産の醤油や塩を加えて仕上げられています。
さっぱりとした味わいながら、ごまの風味とニンニクの豊かな香りが食欲を誘います。
ゆでた後に冷水で締めた中華麺は、小麦の香り豊かで程よい歯応えがあります。
さっぱり味のタレとの相性も抜群です。
好みで中央の豆板醤(トウバンジャン)を全体に絡めると、辛さとうま味がアップしますよ。
煮卵とパクチーのトッピングも可能です(各+200円)。
看板メニューの「豆花」も食べておきたい!
せっかく同店を訪れたなら、看板メニューの「豆花」も食べておきたいですよね。同店の豆花は、台湾が大好きな店主が、現地や日本のお店を食べ歩いて研究を重ねた自慢の一品です。
「日本人の味覚に合わせた味ではなく、本場の味を提供しています」と店主。台湾人のお客さんにも「懐かしい」と好評だそうです。
写真の「QQ豆花」(900円)は、台湾イモ餅(芋圓)や小豆がトッピングされた一品です。
台湾イモ餅(芋圓)とは、イモを練り込んだ台湾の団子。タロイモとサツマイモ、2種類の団子が入っています。黄色い方がサツマイモです。
モッチリとした食感で、イモ本来の自然な甘さがほんのりと感じられます。ツルンと滑らかな豆花とも好相性です。
豆花は意外にボリュームがあるので、食事として注文するお客さんも多いそうですよ。テイクアウトもOKです。
毎月12日は豆花全品500円!
毎月12日の「豆花の日」は、全8種類の豆花(通常600円〜1000円)がなんと全品500円に! とってもお得なので、いろんな味を食べ比べてみたくなりますね。
店内では「台湾ビール(プレミアムラガー)」(700円)や「アップルサイダー」(300円)など、台湾の定番ドリンクも提供。食事や豆花と一緒に注文すると、より現地の雰囲気を楽しめそうですね。
テーブルの脇には、台湾を特集した冊子や現地のパンフレットが並んでいます。
すべて店主がセレクトしたものだそう。料理を待つ間、眺めているだけでテンションが上がりそうですね。
まとめ
『SOYS&DAYS』は、「台湾のことを多くの人に知ってほしい、台湾を訪れたような気分を楽しんでほしい」という店主の“台湾愛”があふれるお店でした。
居心地の良い空間と、本場の味ながら日本人の舌に合う料理に、きっと満足できるはず。ぜひお店で台湾の雰囲気と味を満喫してみてくださいね!
SOYS&DAYS
住所 | 熊本市中央区草葉町3-5 白川センタービル1階 |
---|---|
@soysanddays | |
営業時間 | 11時〜18時(土・日曜は9時~) |
休業日 | 火曜 |
席 | 15席 |
電話 | 096ー324ー1313 |
駐車場 | なし |