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使用頻度は高くないが、車購入を検討中 蓄財できるよう家計管理のアドバイスを【家計簿チェック】

お金のプロがズバリ!家計簿チェック 今回答えてくれるのは佐藤ななみさん

目次

“お金のプロ”がズバリ!家計簿チェック

ボボボーボ・ボーボボさん(34)会社員/熊本市在住

Q.使用頻度は高くないが、車購入を検討中 蓄財できるよう家計管理のアドバイスを

独身で一人暮らしです。職場の近くに住んでおり、通勤や日常の買い物も徒歩で済む環境のため、これまで車を持たずに生活してきました。しかし、休日の行動範囲を広げてみたいと思うようになり、車の購入を検討しています。

車両自体は現金での購入を考えていますが、月々の維持費がかかる半面、使用頻度は高くないため支出に見合うのか悩みます。

将来のライフプランを見据えて家計の無駄を削減し、老後まで苦がないように蓄財していきたいと考えています。アドバイスをお願いします。

A.車は「借りてみる」のも一考 家計は生命保険の見直し検討を

車両の購入予算は200万円以内とお聞きしました。維持費については、ガソリン代、駐車場代、自動車保険、自動車税、車検費用などで年間40万円前後と見積もることができそうです。

現在お持ちの金融資産残高や収支の状況に照らして、家計的には全く問題のないプランかと思います。とはいえ、それなりに高額の支出ですから、果たしてコストが見合うのかは気になりますよね。

私からのご提案は、お試しで「借りてみる」です。個人的な話で恐縮ですが、実は私もマイカーを所有しておらず、必要な時にレンタカーやカーシェアを利用しています。利用のたびに目に見える支出とはなりますが、使用頻度が高くないため、年間で見ると、マイカーを所有していた時よりも圧倒的にコスト削減できています。

まずは借りてみて、真の目的である「行動範囲を広げる」を実行してみませんか。その結果、車を所有・維持する方が価値が大きいと感じられたら自信を持って購入の判断ができるかと思います。

収支管理については、堅実そのもの。強いて気になる点といえば生命保険料でしょうか。老後資金として個人年金保険も含むとのことですが、この先、30年近くも積み立てることを考えると、iDeCoへの切り替えも検討したいですね。

記事内の情報は掲載当時のものです。記事の公開後に予告なく変更されることがあります。

お金のプロがズバリ!家計簿チェック 今回答えてくれるのは佐藤ななみさん

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この記事を書いた人

ライフプランを柱に、家計管理・住宅資金・保険・資産形成に関する講座やコンサルティングを展開。NPO法人ら・し・さ理事として、終活やエンディングノートの普及・啓発活動にも取り組む。

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