かけろ赤馬 ロアッソ熊本通信

火の国元気スポーツ

ホームでの最終節、ロアッソ熊本はFC岐阜に2‐0で勝利。3位からの逆転でJ3優勝を果たし、4年ぶりとなる悲願のJ2復帰をつかみ取りました。
最高の瞬間を共有できたクラブ史に残る一戦

「引き分け以上でJ2昇格が決まる」という条件で臨んだ前節の宮崎戦に0‐1で敗れたロアッソ熊本。「勝てば昇格」となる一方、敗れると3年連続でJ2復帰を逃しかねない瀬戸際の状況で最終節を迎えることになっていました。

その岐阜戦、序盤こそプレーに硬さが見られましたが、後半途中から交代出場したMF坂本亘基が豪快なミドルシュートを決めて先制。さらに終盤にはFW髙橋利樹が追加点を挙げ、守備も無失点で今季15勝目。試合のなかった宮崎、引き分けた岩手を勝ち点で上回り、リーグ優勝という最高の結果でJ2昇格を決めたのです!

何より素晴らしかったのが、えがお健康スタジアムの一体感。今季最多、1万1314人の観客がスタンドを赤く染め、手拍子と「ハリセン」をたたく大音量でチームを鼓舞しました。最高の瞬間をスタジアム全体で共有できた、クラブ史に残るゲームとなりました。大一番をクラブの総力で勝ちきったこの経験は、次の目標である「J1昇格」に向けても、きっと大きな力になるでしょう。

J3優勝をたたえる表彰式での選手、スタッフ一同。笑顔があふれます

胴上げされる大木武監督

優勝のシャーレとトロフィー


熱い応援のサポーターに 「一緒に闘ったで賞」

昇格をつかみ取れた背景に熱い後押しがあったことも忘れてはいけません。コロナ禍で声を出しての応援が禁止されている中、オフィシャルトップパートナーである高橋酒造の焼酎空きパックを使って「ハリセン」を手作りすることや、3密回避のため空席となる観客席にビニール袋をかぶせてスタンドをチームカラーの赤に染めるなど、アイデアを提案し実行しました。

サポーターの皆さんには、「一緒に闘ったで賞」を贈ります。

一緒に闘ったで賞

コロナ禍にあってさまざまな工夫を凝らした応援も昇格の原動力になりました


勝手にすぱいす AWARDS 2021

すぱいす編集部JとライターTが協議し、「MVP」「ベストルーキー」「ベストゴール」の3賞を「勝手に」選出しました。

GK 23 佐藤優也

MVPはGKの佐藤選手。第20節福島戦での3連続セーブをはじめ、数々のファインセーブでリーグ最少失点に貢献した「守護神」

FW 21 ターレス

最終節で見せたスピードあふれる敵陣突破など、アグレッシブなプレースタイルでサポーターの心をがっちりキャッチしました

第28節 MF 31 伊東俊

意見が分かれましたが、YS横浜戦での決勝点となった伊東選手の得点を選出。昇格に向けて大きく前進する貴重なゴールとなりました