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マイホームと車の購入を検討中 今後の資金準備も含め、アドバイスを!【家計簿チェック】

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“お金のプロ”がズバリ!家計簿チェック

マイホームと車の購入を検討中 今後の資金準備も含め、アドバイスを!

Q. マイホームと車の購入を検討中 今後の資金準備も含め、アドバイスを!

第2子を昨年出産し、出産手当金をもらいながら育休中です。1月に復帰する予定ですが、復帰後も手取り収入は現在とあまり変わりません。 近々マイホームの購入を検討しており、さらに車の買い替えも2年後をめどに予定しています。マイホームの借入額はどの程度にするのが妥当でしょうか。車の購入費は手持ちの350万円を充てる予定ですが、このお金は住宅購入の頭金にした方がよいでしょうか。

今後の教育資金や老後資金の準備にも不安があり、アドバイスをいただきたいです。

A. まずは保険を見直し、家計改善を難しいなら住宅購入価格を下げて

まず、住宅ローン控除や団体信用生命保険、金利の低さを考えると、お手持ちの350万円は車の購入費に使う方がよいと思います。

さて、マイホームの購入について考えてみましょう。仮に購入額を3800万円とします。借入金利は1・5%で全期間固定、返済期間は35年としてキャッシュフローを作成すると、モンブランさんが53歳の時(第2子大学入学時)に貯蓄が底を突いてしまいます。

そこで、家計の改善を提案します。最初に取り掛かりたいのは、変額保険の見直しです。こちらは老後資金のためということですが、お2人の公的年金などを考えると、この保険がなくても準備できると思いますので、解約を提案します。また、通信費、小遣い、被服費のいずれか1万円の節約は可能でしょうか。以上の2つを実行されれば、住宅資金、教育資金、老後資金の準備が可能になるはずです。難しいときは、住宅の購入価格を下げるとよいでしょう。

ちなみに住宅を購入する際、借り入れをする人が、iDeCoを行う場合は、その掛け金は所得税の所得控除となり節税できますが、「iDeCo拠出後の所得税+住民税」よりも「住宅ローン控除額」の方が大きい場合、住宅ローン控除を使いきれなくなる可能性があるので、注意が必要です。

記事内の情報は掲載当時のものです。記事の公開後に予告なく変更されることがあります。

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この記事を書いた人

浦田幸助FP事務所所長。個別相談への対応やセミナー開催など、活動は多岐にわたる。ファイナンシャルプランナー(CFP一級®)、一級ファイナンシャルプランニング技能士。

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