インプラント治療を始めるその前に 予後まで含めた総合的な治療計画を【メディカル百科】
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歯科編
インプラント治療は、虫歯や歯周病など口腔環境を整えてから進めることが大切です。治療に入る前にやっておくべきことを専門医に聞きました。
─インプラント治療が一般的になってきました。
これまでの歯と同じように違和感なく食事ができる他、入れ歯のような取り外しの煩わしさから解放されるため、近年インプラントを希望する人が増えています。しかし、インプラントの治療だけが注目され、その前にやっておくべき大切なことが軽視されていることも多いようです。口腔内のトラブルは、総合的な見地から抜本的な改善を図れるようなアプローチが必要です。虫歯や歯周病があるのに、抜けたところだけをインプラントに代えても意味がありません。そのため当院では、インプラント治療を始める前には必ず、口腔内の全てのトラブルを確認し、その原因を取り除く指導を行いながら治療を進めます。
─口腔環境が整った後にインプラント治療に入るということですね。
そうです。今は埋入するインプラントの位置などをコンピューターによりデータ化し、3D画像で誘導するガイドシステムがあります。これを使用することにより、的確な位置にインプラントを埋め込むことができます。
─全ての治療が完了した後のケアも大切ですね。
口腔内の治療は、正確な診査、正しい診断、的確な治療、そして予後のケアまで含めたトータルな診療が重要です。特に、家庭でのケアは日頃の習慣付けが必要です。自分の歯を健康な状態で長く維持するためにも、気になる箇所だけの治療ではなく総合的な治療を進め、定期的に歯の検診をされることをお勧めします。
店舗情報
住所 | 熊本県熊本市中央区上通町7-8 ピカイチビル2F |
TEL | 096-223-8241 |
店舗ホームページ | https://www.sunflower-dental.jp/ |
休業日 | 水曜・日曜・祝日 |
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